未成年だったら、生徒だったら何をやっても許されるのか「処刑教室(Class of 1984)」
今回は「処刑教室(Class of 1984)」を紹介しよう。
今の日本では許されないだろう映画である。
目には目を、歯には歯を、暴力には暴力を!
「処刑教室」は、荒れた学校に赴任した教師と生徒の闘いを描いた映画だが、とにかく凄まじい内容だ。
Class of 1984 (1982) Official Trailer #1 HD
恐喝、暴力、クスリ、犯罪と、まさに何でもアリの学校である。しかも、これが実話ベースというからおそろしい。
校長どころか警察もアテにならない中、主人公ノリスの奮闘が心に響く。
時代を超えた傑作
処刑教室は、原題は「Class of 1984」となっているが1982年の作品だ。今から30年以上前の作品だが、根本的な部分では今でも共通する部分が多いことに驚く。
「度が過ぎている」面があることから、誰にでも推奨できる作品ではないが、この教師の信念には学ぶところが多いように思う。
未成年だったら、生徒だったら何をやっても許されるのか。教師はどう向き合うべきなのか。今、こんな時代だからこそあえてオススメしたい作品である。