2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は、薬丸岳「神の子」について書いてみよう。 以前、このブログで薬丸岳の小説を取り上げた時、こんなことを書いた。 「薬丸岳氏の小説は、登場人物の数が少ないもののほうが圧倒的に出来がいい」 この作品は、まさにその逆である。 何か起こさなきゃ 薬…
今日はクライミング・ホラー「デッドクリフ」を紹介しよう。 立入り禁止の山岳地帯でロッククライミングを始めた若者たちが、なんとも恐ろしい目にあうホラー映画である。 映画『デッドクリフ』予告編 この映画、一般的には評価が分かれる作品だ。なぜなら、…
今日は「Aではない君と」を紹介しよう。薬丸岳氏の小説である。 薬丸岳氏は少年犯罪をテーマに書かせたら、右に出るものがいない作家と言ってもいいだろう。氏の作品の中で、このテーマで書かれたものにはハズレがない。 問題提起ではなく、心と心のドラマ …
今日は、死がどこまでも追いかけてくる映画「ファイナル・デッドサーキット」を紹介しよう。 ファイナル・デッドサーキットは、「ファイナル・デスティネーション」シリーズの4作品目だ。 このシリーズは「死を逃れたつもりでも、運命はそれを逃さないぜ!」…
のぼりをみていたら、いろいろなデザインがあってたのしい。 なんか凍ったのがでてきそう。 なにやら不穏な空気を感じる冷やし中華。 なんかショッキングなものが入っていそう。 ダの濁点が、かえるのたまごにもみえる。 「お肉のせ」ってなんだ?と思ったが…
今日は「僕らが毎日やっている最強の読み方」を紹介しよう。 これは面白い1冊だ。 僕らが毎日やっている最強の読み方 情報の読み方について語っている本だが、これは面白い。池上氏と佐藤氏が「どういう読み方をしているのか」ということが存分に書かれてい…
ワタクシは、ふりかけが大好きである。今回はふりかけについて書いてみよう。 最近はこれが一番のお気に入りだ。 田中食品株式会社の「旅行の友」である。ワタクシの住んでいる地域では取扱店が少ないが、非常においしいふりかけだ。主原料は小魚粉末。 大正…
今回は、ワタクシが気になっているカレー味のお菓子を書いてみよう。まずはカレーソース付きのカレーせんべいである。 ノーマルなソースがついたせんべいは、駄菓子で食べた記憶があるが、カレーソースのものははじめてみた。 雷屋というと、前回紹介したボ…
時々食べたくなるお菓子に、カレー味のものがある。 まずは「やまとの味カレー」だ。やめられないとまらない魅力がある。ほどよくチープな味と食感は、まさに「お菓子」という感じでいい。 手にかなりにおいがつくが、カレー味のお菓子はそれすらも幸せな気…
五十嵐貴久「贖い」を読んだ。 こりゃあ、面白いね! 贖い 五十嵐貴久氏の作品は、ツボにはまると抜群に面白い。「贖い(あがない)」は、まさにそれである。抜群に面白い。 「BOOK」データベースでは次のように紹介されている。 3つの「点」が繋がったとき…
はあ・・・またやられてしまったよ。日本郵便である。 局に置きっぱなしなのに「配達完了」 Amazonで注文した商品が「配達完了」になっているのに届いていない。Amazonに問い合わせたところ、速攻で日本郵便の担当局に連絡してくれたらしい。 そこで郵便局の…
相場英雄「クランクイン」を読んだ。 これはひどい・・・。 この作家はドラマみながら書いてんのか? この作品、社会派(笑)というスタイルを捨てて新境地を目指したらしいが、それが完全に裏目に出てしまった1冊だ。 前にもこのブログで、この作者は薀蓄で…
今回は、複数の視点で物語がすすむ「バンテージ・ポイント」を紹介しよう。 国際テロ対策の首脳会議が開催される会場で、大統領が狙撃される―その現場にいた人たち、それぞれの視点で物語がすすむ映画だ。 一体誰が、何のために―その謎の答えは、それぞれの…
今日は、ほぼスカイプの画面のみで話がすすんでいくホラー映画を紹介しよう。 「アンフレンデッド」である。 画面越しだからこその恐怖 アンフレンデッドは、ほぼすべてのシーンがパソコンの画面で展開されるという、めずらしいタイプの映画だ。 画面越しに…
今日は、ワタクシが好きなグルメ漫画を紹介しよう。 渡辺保裕「ドカコック」 まずはドカコックである。なんとも濃い表紙だが、中身もめちゃくちゃに濃い作品だ。 「旨いメシでドカ達の腹と心を満たし、必ず現場を成功に導く」と言われる男―それがドカコック…
今日は、最近読んだ本を書いてみよう。 久坂部羊「まず石を投げよ」 久坂部羊先生による医療ミステリである。 「BOOK」データベースによる紹介をピックアップしてみよう。 外科医・三木達志は医療ミスを告白し、患者の遺族にみずから賠償金支払いを申し出た…
先日「SHIROBAKO」をみた。アニメの製作現場を舞台にした作品である。 リアルにいそうな人がいっぱい出てくるなあと思ったら、こんな動画が(笑)。 SHIROBAKOのモデルとなった人々 なるほど、ベースになった人がいるわけだ。 SHIROBAKO ワタクシはアニメに…
藤田宜永「奈緒と私の楽園」を読んだ。 まず先に書いておこう。この帯はひどい(笑)。 ネタバレどころか、本当にこれだけで終わる物語である。 なんというネタバレ どういう意向があってこの帯になったのかは知らないが、これはちょっとひどい。この作品は…
今日は、カロリスキャンという活動量計を紹介しよう。 2年ほど使っているのだが、非常に気に入っているアイテムだ。 「活動量計ってなに?」という人もいるだろう。 カロリスキャンの商品説明にはこのように書かれている。 1ヶ月で減らしたい体重値(ダイエ…
片づけネタの続きである。部屋が片づいた状態をキープしていて思うことがある。 それは「収納スペースにあった量のモノを持つ」ことの大切さである。 まあ、当たり前といえば当たり前のことだが、「しまうところ以上にモノを持つのはいかがなものか」と強く…
昨日は「置く場所があるから散らかるのでは」という話になった。その続きである。 このことについては部屋ではないのだが、車で同じような経験をしたことがある。 車にごみ箱(またはごみ袋)を置かないようにしてから、まったく散らからなくなったのである…
昨年、部屋の片づけをしたことをこのブログに書いた。あれからずっとキレイな状態をキープしている。 doll3.hateblo.jp 部屋のスペースもずいぶんと広がったが、これに慣れてくるともっと片づけたくなってくる。おそらく、こうして人は片づけ魔、捨て魔にな…
「ブロブ/宇宙からの不明物体」を観た。 まいった、こりゃあ面白い! みよ!この素晴らしい予告編を 『ブロブ 宇宙からの不明物体』 予告編 日本版 コロンビア(トライスター) 上に挙げたパッケージ、予告編をみていただければ分かるだろう。古い映画である…
前回の記事のつづきである。小説に何を求めるか―それによって、水増し・引っ張りのとらえ方は変わるだろう。 先日読んだ本に逢坂剛氏の「のすりの巣」がある。「のすり」は漢字で書くと、環境によって変換できないことがあるようで、ネット上ではひらがない…
小説において「連載→単行本」は定番だが、一気に読むと水増し・引っ張りが目立つものがある。 今回はそんなお話を。 ここ最近、黒川博行氏の小説にハマっている。どれも大変に面白く、ハズレが少ない作家の1人だろう。 ただ、先日読んだ「落英」はどうなのだ…
今回は、最近読んで面白かった本を紹介しよう。「そして恐竜は鳥になった」である。 これは抜群に面白かった1冊。昔は「恐竜は絶滅した」というのが定説だったが、最新の研究ではそうではない。 この本は「恐竜がどうやって鳥になっていったか」を非常にわか…
今回もプリンタ話。 今はbrotherのプリンタを使っているワタクシだが、それまで使っていたのはCanonのMG6330である。 ワタクシはPCを買って以来、ずっとCanonのプリンタを使ってきたが、「Canonのプリンタはもういいや」と思った機種である。 なんというか「…
前回の記事のつづきである。brotherのプリンタ「J963N」を10ヶ月ほど使ってみての感想だ。 印刷について さて、印刷についてだが、普通にプリントする分には十分なクオリティーだと思う。 デフォルトだとややあっさりとした色味だが、自分でカスタムすること…
Canonのプリンタからbrotherのプリンタに変えて10ヶ月ほど経った。非常に満足している。 使っているのはJ963Nで、brotherのプリンタの中ではBASICクラスにあたるものだ。 買う時にグレードが上のものと迷ったが、実際に使ってみるとこのクラスでも十分にいい…
気づけば、このブログも300記事を越えた。飽きっぽいワタクシが、よくぞここまで続いたものだ。 このブログのタイトル さて、このブログのtalkingdollというタイトルだが、「しゃべる人形」という意味である。 チャイルドプレイのチャッキー人形をイメージし…