レビューをどう読むか その2
前回のつづきである。
レビューは人間が書くものである以上、必ず主観が入る。
また、よい点や気になる点をまんべんなく書くスタイルでも、構成をかえるだけで全く違った印象を与えることもできる。伝えることは伝えているから、というわけである。
知りたいポイントを絞る
「その商品の何が知りたいのか」をあらかじめノートに書いておき、それを頭に置いてレビューを読む。
ちょっとしたことだが、この方法は大変にいい。知りたいポイントを絞ることができ、意図せぬ情報に惑わされにくくなる。
レビューの「参考になったかどうか」
今は商品レビューにもユーザーがコメントをつけたり、参考になったかどうかを示すことができるところが多い。
これらはよほどでない限り、みなくてもいいように思う。「参考になったかどうか」は、誰もが深く考えて押しているわけではない。
脊髄反射的に押す人もいれば、「なんとなく」「とりあえず」で押す人も多い。
レビューへのコメント
商品レビューへのコメントは、ワタクシがみる限りでは、あまりいい感じで機能していないように思う。
レビュー内容の誤りを訂正するのに向いた機能だと思うが、レビューにケチをつけたり、煽りあって喧嘩のようになっている場合も多い。
以前、某アニメの記事で書いたと思うが、気になる点を書いたレビューに「作品の批判は許さない」「この作品を絶賛しないあんたは何なの?」的なコメントがあふれていたことがあった。
他ジャンルでもたまに見るが、趣味の世界で同調圧力ってよくわからないよな・・・。