今年観た中で印象に残った映画
気づけば今年1年も終わりである。
今年観た中で印象に残った映画
今年も映画をたくさん観ることができた。今回は、ワタクシが今年観たもので印象に残っているものを挙げてみよう。
「今年公開の映画」ではなく、あくまでワタクシが今年観たものである。
まずはこれだ。
タルコフスキーの「アンドレイ・ルブリョフ」である。ずっと観たかった作品だが、ついに観ることができた。おそらく一生心に残り続ける作品だと思う。
続いてはこれだ。
「ゾンビーワールドへようこそ」である。なんだか中高年向けのパソコン教室で習った人が作ったようなタイトルロゴだが、完全にやられた!と思った作品である。
B級作品ではあるが、パーフェクトな出来だと思う。
つづいてはこれだ。
「ザ・トライブ」である。全編手話というすさまじいコンセプトの作品だが、それを支えるカメラワークと映像の美しさ、キレのある演出は圧巻だった。
癖のある作品ではあるが、すばらしい作品だ。
つづいてはこれだ。
フェリーニ作品の「道」である。それぞれの生き様がなんともたまらない作品だ。綱渡り芸人はワタクシが今年観た作品の中でいちばん印象に残ったキャラクターかもしれない。
これもよかったなあ。
「ペーパームーン」である。ベタな感じのパッケージで敬遠していた作品だが、傑作である。今見てもまったく古さを感じさせないカメラ割りは本当にすばらしい。
続いてはこれだ。
シャマラン監督の「ヴィジット」である。趣味のよさと悪さが同居した傑作だ。構成がすばらしい。さすがの怖さと不気味さである。
ラストはこれだ。
あのフレンチコネクションのフリードキン監督による、ぶっ飛び映画である。登場人物全員がまともではない、とにかくすごい世界観の作品だ。
そのほかにもいい作品はいっぱいあったが、ワタクシ的にはこのあたりが特に印象に残った作品だ。
今年も終わりですな。では、みなさん、よいお年を!