DVDレンタルのお店がなくなってしまった
よく利用していたDVDレンタル店が閉店してしまった。
時代を考えれば、レンタル店としてはよくもったほうかもしれないが、それにしても残念である。
印象に残った作品
このレンタル店で借りた作品の中で、思い出に残っているものを紹介しよう。
ベルトラン・ブリエの「バルスーズ」。フランスを舞台にしたロードムービーだ。
ジャケットをみてわかるように、奔放ではちゃめちゃな映画だ。が、映像はことごとく味があって美しい。
好みはわかれると思うが、ワタクシの好きな映画の1つだ。
タルコフスキー「アンドレイ・ルブリョフ」。
作品全体に漂う空気感が素晴らしい作品だ。タルコフスキーの作品ではノスタルジアと並び、ワタクシの好きな作品だ。
ゴダールの「ウイークエンド」。
よく分からないけれど、目が離せない&なんかすごいんですけど・・・と思わせる作品。みおわったあとにいろいろと考察するのもたのしい。
これもよかった。「ペーパー・ムーン」。非常に完成度の高い映画だ。
物語自体も面白いが、演出や技法に注目してもたのしめる。
まとめ
パッケージのみを情報源に面白そうな作品を探す―当たりはずれはあるけれど、それも含めてたのしみだったのだなあと思う。
今の時代、あらたにDVDレンタル店がオープンするといったことは、まず考えられないだけに非常に残念だ。