talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

これはすごいwww 犬木加奈子「不思議のたたりちゃん」

Kindle本のラインナップをみていたら、「おお!」という本をみつけた。

不思議のたたりちゃん1

「不思議のたたりちゃん」である。

ホラーの大御所・犬木加奈子先生による怖~いマンガである。

えげつなさすぎて、読んでいて失神しそうになったwww

不思議のたたりちゃん

「不思議のたたりちゃん」は、1990年台に講談社少女フレンド」で連載されていた作品だ。

主人公は、神野多々里(かみのたたり)。

不思議のたたりちゃん2

これが「たたりちゃん」だ。こんな表情をしているが、大変に内気な少女だ。

ことあるごとにいじめの標的になってしまうたたりちゃん、仕返しはそう、たたりである。

敵にまわしたらヤバすぎなたたりちゃん

ここで言っておこう。この作品、描写がかなり強烈だ。

いじめに対して不思議な力で仕返しする作品に、藤子不二夫A先生の「魔太郎がくる!!」がある。

魔太郎がくる!!(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)

「不思議のたたりちゃん」も基本パターンは、魔太郎と同じく「いじめられる→不思議な力で仕返し」なのだが、たたりちゃんは作品全体がずいぶんとねちっこく陰鬱だ。

不思議のたたりちゃん5

たたりの力で、相手を完膚なきまでに叩きのめすのだが、とにかくどれも後味がめちゃくちゃに悪い

ことごとくイヤ~なツボをついてくる、まさにホラーなのである。

ただ、この作品、誰にでもすすめられるかといったら、決してそうではない。

特に、いじめのシーンはかなりえげつなく、眉をひそめる人もいるだろう。

ホラーとして非常にパンチが効いている作品ではあるが、創作を創作としてたのしめる人向けの作品といえるだろう。

不思議のたたりちゃん1

不思議のたたりちゃん1

 

 

妙な中毒性がある

そんなたたりちゃんだが、妙に続きが気になる中毒性がある。

これは犬木加代子先生の作品全般にいえることだが、気持ち悪いしえげつないけど、でも読んじゃうのである。

犬木加奈子の血まみれ絵本

この作品も強烈だ。

表紙からしてヤバさ満点だが、これもまた妙な中毒性があり、いったん読み始めるとやめられなくなってしまうところがある。

犬木加奈子の血まみれ絵本

犬木加奈子の血まみれ絵本

 

 

こうした作品も、電子書籍ならこっそり読むことができる。

Kindle Unlimitedなら、犬木加奈子先生の作品も読み放題だ。

 

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