三田紀房氏の女性キャラはいつも美しい
三田紀房氏の絵は独特の味がある。特に女性キャラは不思議な魅力がある。
ちょっと金魚みたいな顔をしているが、どうもワタクシのツボにはまってしまったようだ。この顔が美人に見えて仕方なくなってしまった。
上と同じような表情だが、氏の描く女性はだいたいこういう顔だ。
先日読んだ「クロカン」でも何人か女性キャラが出てきたが、同時に出てくると見分けるのがなかなか難しい。
髪型が見分けのポイントかと思ったが、帽子をかぶってしまうと、それも絶望的になる。
昨今は「骨格」を意識して描かれたマンガも増えているが、マンガはそれだけではないと感じさせてくれるタッチだ。
氏の作品で好きなところは「表情」である。特に女性キャラは、目に力があり、鼻・口とのバランスも絶妙だ。
今まで挙げた表紙に比べると、これはちょっと笑わせにきているようにもみえる。なんだか横に引き延ばしてしまった印象だ。
クロカンの表紙でもあったが、たまに横に広がる癖があるのかもしれない。
たまに、不思議な体型になるのも面白いところだ。
ちなみに今回取り上げた「エンゼルバンク」はドラゴン桜外伝である。