次のセキュリティソフトは何にするか
次に使うセキュリティソフトを探している。今回は「軽さ」が1つのキーワードになりそうだ。
ウイルスバスター クラウド | 3年 3台版 | オンラインコード版 | Win/Mac/iOS/Android対応
- 出版社/メーカー: トレンドマイクロ
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: Software Download
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ウイルスバスタークラウドは、使用環境によっても違いが出てくるのだろう。
リアルタイムスキャンに重さを感じる人もいるようだが、ワタクシの環境ではセーフだった。
リアルタイムスキャンとは、文字通りリアルタイムにPCを監視してくれる機能だ。だが、環境によっては「PCがいつも重い」なんてことにもなったりもする。
PCとの相性
ワタクシの場合は、ごく稀にひっかかりを感じることもあったが、さほど気にする程度のないものだった。
ただ、ウイルスバスタークラウドを使っていて感じたのは、PC環境とはマシンパワーだけではなく、「PC自体との相性」もあるのではないかということだ。
ワタクシはその方面に明るいわけではないので、あくまで憶測になるがマシンパワーよりもむしろPCとの相性のほうが―と感じることが多くあった。
マニュアルスキャン
ウイルスバスタークラウドは、マニュアルスキャンをすると進行が%で表示される。ワタクシの環境では、100%になるまでに3つほど山があった。
そこまではスムーズにいくのだが、この山にあたると一気にPCが重くなる。スキャンの進行も信じられないぐらいにスローになる。
フルスキャンでなくともこんな状況で、スキャン完了まで相当な時間がかかっていた。
そんなわけで、次のソフトは「軽い」が大きなキーワードだ。重くてどうしようもない、という状況は避けたいものだ。
次回に続く
いつも何らかの割引があるようだ
昨日に続き、セキュリティソフトの話である。
ウイルスバスタークラウドの有効期限が残り半年を過ぎたあたりから、更新をすすめる案内が多く届くようになった。
ポップアップ、メール、ハガキなどいろいろなアプローチをしてくるのだが、そこで気づいたことがある。
いつも何らかの割引があるようだ
それは「いつも何らかの割引をしているのではないか」ということである。
毎回「今更新すると○○%割引+○ヶ月無料!○月○日までのキャンペーン」といった内容の更新案内が来るのだが、キャンペーン期限をすぎると、また別のものがはじまる。
内容は多少変わるものの、定価という状況は一度もなかったように思う。
どこで買うか
ちなみにウイルスバスタークラウドの3年版は、トレンドマイクロの楽天市場支店で購入した。
ウイルスバスター クラウド ダウンロード3年版★2ヵ月無料延長実施中!★【ダウンロード版だからすぐ届く!すぐ使える!】
- ジャンル: セキュリティ
- ショップ: トレンドマイクロ直営 楽天市場店
- 価格: 12,780円
ウイルスバスタークラウドは様々なショップで購入できるが、楽天市場支店で買うと、タイミングにもよるがポイントアップを含め、かなりお得に買えることがある。
今、検討している人がいたら、楽天支店もちょくちょくのぞいてみるといいかもしれない。
どのセキュリティソフトがベストか
使い勝手も含めて考えると、人によって「どれがベストか」はずいぶん変わってくるだろう。
ウイルスバスタークラウドも、ここまで大きなトラブルはゼロだ。ワタクシの環境では気になる部分があったというだけで、セキュリティソフトとしては十分な働きをしてくれたと思っている。
乗り換え先の決定はもう少し先になりそうだが、どのソフトになるにしろ、今回は1年版を検討してみようと思っている。
ウイルスバスタークラウドはいったん卒業
先日書いたセキュリティソフトについてだが、ほぼ方針が決まってきた。
ウイルスバスターはいったん卒業しよう。そんな気になっている。
3年版を使ってきたのだが、ここまでウイルスの被害等にあうことなく来ることができた。
あくまで分かる範囲ではあるが、大きな問題もなくPCを使えているので、役割は十分に果たしてくれたといえるだろう。
正直にいえば・・・
正直にいえば、時々「どこまで仕事をしてくれているんだろう」と思うこともあった。
もちろん「何も検出されない(感染していない)」のが一番なのだが、あまりに何も出てこないのも、かえって気になるのが人情というものだ。レポートを見る限り、ブロック件数も少ない印象だ。
まあ、それはさておき、ワタクシがいちばん気になるのは「重さ」だ。先日の記事でも書いたが、ワタクシのPC環境だとちょっと厳しい重さである。
3年版は果たしてお得なのか
ワタクシがウイルスバスタークラウドの「3年版」を選んだ理由は単純だ。お得だったからである。
1年版よりも1年あたりにかかる金額が安く、その価格からさらに割引があり、○ヶ月無料もついていたのだ。
体験版を使ってそこそこいい感じだったこともあり、迷わず3年版にしてみたわけだが、今思えば「まずは1年版でよかったかな・・・」という気持ちもある。
体験版も製品版と同じ機能で使えるが、これは何でも同じだろう、やはり長く使ってみないとわからない部分がある。
まず1年使ってみて、それでよければ3年版というのがベストだったように思う。
次回につづく。
便利を得るかわりに何かを失う
このところ、PCでCDやDVDを使う機会が本当に減った。
昨日紹介したポータブルCD/DVDドライブは、もともとソフトのインストール用に買ったものだ。
Transcend ポータブルCD/DVDドライブ 2年保証 TS8XDVDRW-K
- 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
- 発売日: 2010/02/17
- メディア: Personal Computers
- 購入: 1人 クリック: 5回
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購入当初もソフトのダウンロード販売はあったが、まだまだ製品版も需要もそれなりにあったように思う。
今は、ソフトもダウンロード販売が主体になり、音楽や映画も配信(モノによってはダウンロード販売)でたのしむことができる。
製品版よりダウンロード販売
かく言うワタクシも、今は「ダウンロード販売派」である。
少し前までは「現物があるほうが安心」という感覚があったが、今では手間もスペースもいらないダウンロード販売が大好きである。
それにしても、映画(配信)のレンタルもできるのだから、すごい時代になったものである。
便利を得るかわりに何かを失う
ただ、気になるのは「自分の目で探す機会が減ってくる」ということである。何を選ぶにしろ、ネットの場合、どうしても「他人の声」が目に入ってしまう。
たとえば、Amazonで映画を選ぶ時も、レビュー内容を見ないようにしていても、☆の数やレビュー数は目に入ってしまう。
目利きのようなたのしみ&探すたのしみが、狭まっているのではないか―そう感じることがある。
「便利を得るかわりに何かを失う」おそらく多くのモノや事がそうなのだろう。時々そんなことを考える。
Transcend ポータブルCD/DVDドライブ
今日はワタクシの使っているポータブルDVDドライブを紹介しよう。
使っているのはこれだ。
TranscendのポータブルCD/DVDドライブ「TS8XDVDRW-K」である。もう3年以上使っているので旧型になってしまったが、ここまでトラブルなく使うことができている。
今のモデルはスリムになり、Windows10にも対応している。
画像は白のモデルだが、黒もある。
Transcend ポータブルCD/DVDドライブ
ワタクシの使っている旧モデルは黒で、いうなればピアノブラック系の黒だ。
そう、やたらと指紋が気になるカラーである(それが嫌なので、ワタクシは購入時についていたフィルムを貼りっぱなしにしている)。
Transcend ポータブルCD/DVDドライブ 2年保証 TS8XDVDRW-K
- 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
- 発売日: 2010/02/17
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バスパワー式なので、パソコンにつなぐだけで使うことができる。ただ、それなりに電力が必要なので、ノートで使う場合は注意が必要だ。
この商品には二股のUSBケーブルがついている。USBポートに1つ挿して電力が足りないようであれば、もう1つ挿すという仕組みだ。
ちなみにワタクシは、直接PCに接続せず、こうしたハブを間につけて使っている。
ACアダプターつきのUSBハブだ。PCのポートも1つですむのもいいところだ。
エレコム USBハブ 2.0対応 4ポートNintendo Switch 動作確認済み ACアダプタ付 ブラック U2H-AN4SBK
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- 発売日: 2016/07/23
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山は半分殺してちょうどいい―熊谷達也「相剋の森(そうこくのもり)」
熊谷達也「相剋の森(そうこくのもり)」を読んだ。
氏の作品では、「邂逅の森」「氷結の森」と並ぶ「森シリーズ」の1冊である。マタギ3部作ともよばれている。
時代的には「邂逅の森」よりだいぶ後の物語になるが、本としての発売は「相剋の森」のほうが早い。時代順、発売順のどちらで読んでもすんなりと入っていけるのがいいところだ。
相剋の森
「BOOK」データベースより「相剋の森」の紹介文を抜粋してみよう
「山は半分殺してちょうどいい―」現代の狩人であるマタギを取材していた編集者・美佐子は動物写真家の吉本から教えられたその言葉に衝撃を受ける。山を殺すとは何を意味するのか?人間はなぜ他の生き物を殺すのか?果たして自然との真の共生とは可能なのか―。
テーマとしては「邂逅の森」と同じく、人間と自然、生きるということに軸が置かれている。
ただ、こちらはフリーライターの女性が主役で、舞台も現代ということもあって、「邂逅の森」よりライトに読める部分がある。
こちらも非常に面白かったのだが、いくつか気になった点がある。
女性の描写が苦手か?
この作家は女性の描写が苦手かもしれない。「邂逅の森」でも薄々感じていたのだが、女性が主人公モノでそれがはっきりと出てしまった感じだ。
突拍子のない思考や行動がずいぶんと目立つのだ。「なぜその発想になる?」「何でそういうことをするかなあ?」というのが大変に多い。人間の言葉をしゃべるAIとでも言おうか、どうも血が通った感じがしないのである。
ウエンカムイの爪
この作品には、氏のデビュー作「ウエンカムイの爪」の人物も登場する。
未読でもたのしめるが、こうしたつながりは面白い。
熊谷達也「邂逅の森」
熊谷達也「邂逅の森」を読んだ。
非常に重厚で、読み応えのある1冊だった。直木賞、山本周五郎賞をダブル受賞した作品なので読んだことのある人も多いかもしれない。
先日の記事でも書いたが、ワタクシは「今、話題だから読む」「賞を取ったから読んでみよう」といった考えは全くない人間だ。
自分で「面白そう」と思った本を読む、といったスタイルなので、今さらながら「こんな面白い本があったのか!」と思うことも多い。
今回とりあげる熊谷達也作品もそのパターンである。
素晴らしい1冊
「MARC」データベースより紹介文を引用しよう。
大正年間、身分違いの恋から故郷を追われたマタギの青年、松橋富治の波乱の人生を描く。奔放に生きてきた富治を巨大熊に向かわせたものは何か。自然に対する畏敬の念あふれる雄大な物語。
この作品に出てくる世界―マタギの世界、鉱山の世界、自然の世界は、そのどれもが泥臭い。かっこよくも美しくもないどころか、健全でもない。
だが、これこそが「生きる」ということなのだと、この本は感じさせてくれる。
当然、大衆向けにマイルドにされている部分はあるだろうが、それにしてもよくぞここまでと思わされる1冊だ。
わかりやすい
読んでいて驚いたのは、その「わかりやすさ」。登場人物たちの話す言葉は思いっきり方言だし、専門用語もバンバンでてくる。狩りの陣形など、日常生活ではなかなかお目にかかれないものもでてくる。
だが、そのすべてが非常にわかりやすく書かれている。文体も軽すぎず重すぎずと、ち絶妙の塩梅だ。
考えさせられる
読んだ後は、いろいろと考えさせられると思う。このところ、日本の小説でハズレを多くつかんでいたこともあるが、久々に考えさせられる小説に出会った気がする。
「小説は娯楽」と変に割り切ったような作品ばかりだなあ・・・と失望していたところだったからなあ。救われたような気分である。