北欧映画はすごいな! 「特捜部Q 檻の中の女」
「特捜部Q 檻の中の女」を見た。
デンマークの映画だが、こりゃあレベルが高いなあ。
特捜部Q 檻の中の女
先に言っておくと、「○○のスタッフ製作」という映画にはハズレが多い。
この手のコピーは大変に多いが、たいていの場合「どのスタッフとは言わないが、とりあえずスタッフ」という意味である。
いわばセールスポイントの少ない作品や、そのまま売ってもどうしようもない作品に使われることが多いフレーズだ。
だが、この作品は本物だ。タイトルはいただけたものではないが、非常によくできた映画だ。
北欧映画の傑作
日本ではなかなかお目にかかる機会のない北欧映画だが、実にレベルが高い。
北欧は小説もそうのだが、しんとした空気感が全編に漂っており、サスペンスやミステリの緊張感を非常に高めてくれる。
「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」も北欧映画である。この作品は後にハリウッドでリメイクされている。
「ミレニアム」、そして今回紹介している「特捜部Q」も小説が原作である。話はそれるが、北欧ミステリでは、このあたりも抜群に面白い。
北欧ミステリは大変に面白いので、日本のミステリに飽きてしまった人はぜひ読んでみてほしい。
非常に高い完成度
「特捜部Q」に話を戻そう。演技はもちろんだが、演出のレベルの高さには驚くばかりだ。
見る機会のある人は、ストーリーはもちろんだが、間の取り方、カメラワークにも注目してみてほしい。非常に完成度の高い作品であることがわかるはずだ。
まとめ
「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」を含むミレニアム三部作をみたときも衝撃だったが、あらためて北欧映画のすごさを実感した。多くの人にぜひ見てみてほしい作品だ。