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talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

地元の本屋さん、いよいよ危険ゾーンに入ったかも

ここ数年、新刊はなるべく地元の本屋さんで買うようにしている・・・のだが・・・。

本の販売を縮小して、カードとフィギュアの販売をはじめた

今、まちの本屋さんはかなり少なくなっている。

よく「地元の本屋さんがなくならないように、なるべく本屋さんで本を買おう」といったことを耳にするが、ワタクシの地元の本屋さんは、いよいよ危険ゾーンに入ってきたかもしれない。

本のコーナーを縮小して、カードゲーム販売とフィギュア販売をはじめたのだ。なんというか、長年利用してきた身としては大変に複雑な気分である。そのときのワタクシはこんな顔をしていたと思う。

包丁人味平 〈17巻〉 カレー戦争4

もちろん右だ。左は鼻田香作という。

どうすればいいのか

ワタクシはただのお客であるが、どうしたらいいんだろうなあと思うことがある。

おそらく「売れる」とみて、フロアを大きく使って、カードとフィギュア販売をはじめたのだろう。

ならば、カードゲームをいっぱい買えばいいのだろうか、フィギュアをいっぱい買えばいいのだろうか。でも、そうなると、おそらくカードゲームやフィギュアコーナーがより充実するだけで、本のほうはさらに縮小される可能性がある。

つまり、本屋さんとして充実してほしければ、本が売れないことには再生はないのだろうか。

だが、肝心の本も、ベストセラー系と定番の本とずっと置いてある本でほぼ埋まってしまい、非常に面白みがなくなった。知らない本に出合うたのしみが、まったくといっていいほどなくなってしまった。

本が売れなくなった理由

先日、ある本を読んでいて「これはないわ」と思った。何年か前ぐらいまでよく出ていた「~の言葉」系の本である。

有名人やスポーツ選手などの言葉を、ひとことだけで1ページ使っているような本だ。

たとえば「僕はね、~と思うんですよ」で1ページ。

無理矢理ありがたみを出すようなつくりで、その言葉のバックグラウンドの拾い方も大変に浅く、非常に薄っぺらいつくり。これで1800円とかして、あまりにも読み手を舐めたつくりだ。心の底から「こんな本出すんだったら、二度と買わんわ」と思った。そういうのはうんざりなのである。

テレビなんかは露骨だと思うが「たいしたことのないものをありがたがらせよう」というやり方は、どこまで騙せるのかなあと思う。こういうやり方をしていると、本当にありがたいものまで、ありがたくなく見えてくる気がするのはワタクシだけだろうか。

じわじわとくる

ジャンルが衰退していくと、衰退しはじめた時や現状を分析することが多いが、やはりもっと早くからその芽があったと見るのがよいような気がする。

本で言えば、一時期、どの作家もやたらと時代モノを出していたし、最近はやたらと「ドラマにしてくださ~い」的な小説が目立つ。

ワタクシが思うのは「本質」とは何かということである。「なんか違う」が増えてくると、それが衰退の芽になってくるのではないだろうか。

 

doll3.hateblo.jp

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