ドールと猿飛佐助のこと
ワタクシは時々、中古ショップに足を運ぶ。「撮影に使えそうなモノがあるかなあ」と思って行くのだが、このところはハズレばかりだ。
どうでもいい話だが、このお店には1年以上、売れていないドールがある。
それはこれである。
「ビョル」というドールの猿飛佐助バージョンである。ウインドーの中にあるので、あくまで見た感じでの印象だが、ほぼ新古品という感じ。
これが4,000円台で売っているのだが、1年以上、ずっと売れずに残っている。
おそらく「癖の強さ」だろう。「ビョル」というドール自体、もともと癖がある顔立ちだ。
ビョルは、髪型とファッションによってずいぶんと印象が変わる。こういうデザインだとずいぶんとかわいらしい印象になる。
バージョンによって、顔つきやメイク、肌の色に多少のアレンジが入るが基本ラインは同じだ。
タイガーリリー。やや顔立ちの癖が目立つ印象だ。
これはかなりミステリアスだ。ある意味、「不思議系」の顔立ちが存分に生かされたデザインといえるかもしれない。
さて、ここまで見ていただいた方はお分かりだと思うが、ビョルは「女の子」である。
そこで再び猿飛佐助バージョンをみてみよう。
確かに「女の子」といわれればそう見えるが、知らない人からみたら「よくわからない顔立ち」である。
ちなみに、この猿飛佐助は「戦国BASARA」というゲームとコラボレーションしたもの。ゲームを知らない人がみれば「どこが猿飛佐助なんだよ!」と思うかもしれない。
・・・と、書いていて思ったが、そもそも「猿飛佐助」自体、イメージがあいまいだ。
猿飛佐助をいくつかあげてみよう。
こうしてみると「これが猿飛佐助だ!」という部分が意外とないことに気づく。
ちなみにワタクシのお気に入りはいちばん最初に挙げたこれだ。
なんともいいキャラクターではないか。