顔のキズは深かった
昨日の続きである。ドールの顔に盛大にキズを入れてしまい、葛藤するワタクシである。
メイクを落とす
キズは表面だけではない。しかもこのキズは黒い色つきで、チークの微妙なグラデーション部分にも見事にかかっている。
となれば、そこの部分を落として、メイクをし直すという形か。
あんまりやりたくねえけど、やるしかない!
メラミンスポンジ
カスタムメイクをする際に、うすめ液でメイクを落とすという方法があるが、今回はメラミンスポンジを使ってみることにした。
うまくいけば、黒い色の層だけ落とせるのではないかと思ったのだ。
思ったより深かった
そんなワタクシの目論みは見事にはずれた。スキルも何もないへっぽこなワタクシに、そんな絶妙なことができるわけがないのである。
結局、黒い色が落ちきった時には、その部分のメイクもしっかりと落ちていた。
ソフトパステルで色を乗せればリカバーできると思ったが、どうも色がのらない。
色がのりやすいように表面をもう少し処理しないと厳しいようだ。
どうリペアするべきか
スキルがある人であれば、すべてのメイクを落とした後に表面処理をして、メイクを1からし直すという方法をとるだろう。
というか、スキルがなくても、それが最適なリペア方法だろう。
一部だけを直そうとすると、そこだけ浮いてしまう可能性も高いし、そもそも市販のドールに使われたのと同じ画材を使うわけではないのだ。
できることであれば、1からやるのだが、何せワタクシはへっぽこである。
デフォルトのメイクをみても、チーク部分はなんとかなりそうだが、細かいストロークで等間隔に描かれたまつ毛はどう考えてもムリである。
あと、この日の流れからして、やればやるほどドツボにはまるような気がした。
そんなわけで、今、ワタクシの部屋には、ほっぺたの片方だけ不自然にメイクがはがれて、そこだけテカっているドールがいる。