「いいところもあれば、気になるところもある」それでいいのではないか
セキュリティソフトを探している時に気づいたことがある。
それは、セキュリティソフトにも「ユーザーごとで、派閥のようなものがあるのだろうか」ということである。
レビューをみていると、やたらとライバルメーカーをこき下ろしているものや、一方を持ち上げるために別メーカーを下げる、といった類の文章が少なくない。
いいところもあれば、気になるところもある
これはネット上でよくみられる現象ではあるが、これが「お仕事」でないとしたら、ワタクシにはちょっと理解できない感覚である。
どんな商品だって、いいところもあれば気になるところもある―それでいいのではないかとワタクシは思っている。
「自分に合うかどうか」
たとえば、ワタクシは今、brotherのプリンタを使っている。長年使ってきたキヤノンのプリンタからの乗り換えである。
非常に満足しているが、それはあくまで「ワタクシのニーズにあっていたから」である。当然、気になる点もあるし、キヤノンのほうが優れていると感じる部分もある。
だが、ワタクシにとっては「自分のニーズ」にこたえてくれるのがbrotherのほうだったのだ。「自分の用途に関してベストだった」というわけである。
レビュー
最初の話に戻ろう。セキュリティソフトのレビューに関しては「どこまで信用できるのか」ということを強く感じてしまった。
ソフトを比較しているサイトも同様で「こりゃあ、書かれていることを鵜呑みにするのはまずいかも」という気にさせられてしまった。
情報の精度に関しては、某企業のキュレーションサイトが問題になったが、全体にはびこってきているように思える。