妻にバレないようにヒットマンをするぜ!「今日からヒットマン」
Kindle Unlimitedのラインナップに、「今日からヒットマン」があった。
週刊漫画ゴラクで長く連載されていた傑作マンガだ。これはうれしい!
今日からヒットマン
「今日からヒットマン」は、週刊漫画ゴラクで2005年から2015年まで連載されていたマンガ作品だ。
ある日、突然、伝説のヒットマンの名を継ぐことになったサラリーマンが、表と裏の二重生活を送るという物語だ。
妻にバレないようにヒットマンをするところもユニークで、大変に面白い作品だ。
ガンアクションも素晴らしいが、ストーリーやキャラクターも魅力的だ。
特にヒロインの「ちなつ」はすさまじい存在感があり、外伝では主役に抜擢されている。
「今日からヒットマン」は、絵柄・ストーリー・キャラクターともに、なんとも「週刊漫画ゴラクらしい」作品だ。
まとめ
この記事を書いている時点では、全巻Kindle化されており、Kindle Unlimitedなら14巻まで読み放題だ。非常に面白いので、ぜひ多くの人に読んでほしい作品だ。
Kindle Unlimitedに、山上たつひこ「がきデカ」が!
Kindle Unlimitedのラインナップに、山上たつひこ「がきデカ」があった。
一度は読んでみたいと思っていた作品なだけに、これはうれしい。
しかも、Kindle版では、秋田書店版(初版)と「がきデカTHE BEST」を底本にしており、限りなく当時に近い内容でたのしむことができる。
なんともすごい時代になったものである。
「がきデカ」とは
がきデカは、週刊少年チャンピオンで1974年から1980年まで連載されていたギャグマンガだ。
主人公は、日本初の少年警察官を自称する「こまわり君」。非常に濃いルックスで、一度みたら忘れられないインパクトがある。
念のため言っておくと小学生である。
さっそく読んでみたが、内容はもう天才としかいいようがない面白さだ。
Kindleのラインナップには、複数の「がきデカ」シリーズがあるが、はじめて読むのであれば「がきデカ自選集」がおすすめだ。最初からどっぷりとディープな世界につかることができる。
すさまじいギャグ漫画
「がきデカ」は、マンガにはじめて「ボケとツッコミ」を取り入れたことでも知られている。
下ネタが多いが、ギャグの質やテンポ、バリエーションの豊富さには驚かされる。今読んでもまったく色あせることない面白さだ。
Kindleでは1冊ずつ購入することもできるが、Kindle Unlimitedなら、読み放題で存分にたのしむことができる。
こうした作品が手軽に読めるとは、いい時代になったものである。
浪人マンガの最高峰 古泉智浩「サマーブレイカー」
古泉智浩先生の「サマーブレイカー」を読んだ。
あまりの面白さに感動してしまった。
浪人生を主人公にしたマンガとして、ある種の頂点を極めたといえるのではないだろうか・・・なんだかとんでもなくすごい作品を読んでしまったような気がする。
サマーブレイカー
サマーブレイカーは、浪人生・桜井を主人公とした作品だ。
Kindleの内容紹介には次のように書かれている。
予備校生の桜井は一浪中。どうにか底辺高校出身の学歴を塗り替えたい。ところが夏はありとあらゆる方法で桜井の受験勉強を妨害する。
この桜井のどうしようもない日常を描いた作品だ。
登場人物の言動がことごとくリアルで、「いかにもいそう」「同級生にいそう」なキャラばかりなので、読んでいると、まるで自分が桜井のような気持ちになってくる。
女の子はことごとくかわいい。が、いい夢をみさせてくれないのも、大変にリアルだ。
空気感のすごさ
サマーブレイカーのすごいところは、その空気感だろう。
浪人生活に漂う、なんともいえない閉塞感を、ここまで見事に描いた作品をワタクシは知らない。
また、笑いの要素に関しても秀逸で、バリエーションも豊富だ。
登場人物たちの「しょうもないこと、ろくでもないことへの必死っぷり」も素晴らしい。
おすすめの作品
古泉智浩先生の作品はグッとくるものが多い。
転校生 オレのあそこがあいつのアレで (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 古泉智浩
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
電子書籍になって、手に入れる機会が増えたのは嬉しいところだ。
Kindle Unlimitedで読める作品もあるので、興味のある人はぜひ読んでほしい。
Kindleで コロコロアニキが0円 だったのでダウンロードしてみた
Kindleで コロコロアニキが0円 だったのでダウンロードしてみた。
なんか、すごくワクワクするぞ!
小学生お断りのコロコロコミック
コロコロアニキは「小学生お断り」をキャッチフレーズにしたマンガ雑誌である。
ターゲットは「かつてのコロコロコミックの読者」、つまり中学生から大人と大変に広い。
それぞれの年代が「懐かしい」と感じる作品やマンガ家が登場しており、なかなか面白い1冊である。
面白かった作品
今回読んだ中では「のむらしんぼ」先生の作品が大変に素晴らしかった。
その昔には受験マンガ「とどろけ!一番」など、コロコロコミックの歴史を語る上で避けては通ることのできないマンガ家だ。
書いても書いても減らない鉛筆「四菱ハイユニ」や、両手に鉛筆を持ち別々の問題を解く「答案二枚返し」など、しびれる要素満載のマンガである。
そんなのむらしんぼ先生が、コロコロアニキでは心にグッとくる作品を描いている。
それがコロコロ創刊伝説である。
コロコロ創刊伝説
コロコロコミックの歴史とともに歩んできたのむらしんぼ先生が、コロコロの歴史とともに自身の漫画家人生を描きつづった作品だ。
「心がふるえる」というのは、こういうことを言うのだろう。ぜひ多くの人に読んでいただきたい作品だ。
こんな漫画も
コロコロアニキ1号には、こんな作品も載っている。
河合じゅんじ先生の「かっとばせ!キヨハラくん」の新作描きおろしである。
現在のプロ野球界を舞台に、監督になったキヨハラくんとクワタくんが対決する物語である。
当時のノリのまま&現在活躍するプロ野球選手たちもそっくりで、河合じゅんじ先生衰えずである。
今後、キヨハラくんの新作が出ることはまずないだろうし、貴重な作品である。
からかい上手の高木さん
今、気になっているマンガがある。
それは、「からかい上手の高木さん」だ。
ファンの方には申し訳ないが、ワタクシは今までこの作品をエロマンガと思っていた。
ワタクシのPC環境では、なぜか「飲みこんで、俺のポセイドン」とかそういう類の広告がよく出てくるのだが、それにまじってこの作品の広告もよく出てくるからである。
なので、ずっと「なんだ、年上のおねえさんが少年をからかうエロマンガかよ」と思っていた。
だが、今日はじめてエロマンガではなく、全年齢版の作品だということを知った。
ならばということで、試し読みをしてみたところ、非常に面白い。
というわけで、今とても興味がある作品である。
オリジナルフィギュアつきの限定版もある。・・・これだけみると、(一昔前の)エロマンガっぽい感じにもみえる。
どうでもいい話だが
どうでもいい話だが、「飲みこんで、僕のポセイドン」のほかに、そっち方面では「そう・・・。そのまま飲みこんで。僕のエクスカリバー・・・」という有名なフレーズもあるそうだ。
ポセイドンの元ネタともいわれている。
「僕のエクスカリバー」が出てくるのはこの作品だ。ワタクシはこの手の趣味はないが、それでも「普通じゃないオーラ」が漂っているのがわかる。
どうでもいい話で、正直、スマン。
素晴らしきクリエイター「ブルース・ティム」
ワタクシの好きなクリエイターに「ブルース・ティム」がいる。
初めてみた時に、そのタッチの美しさに一発でやられてしまった。ブルース・ティムはアメリカのアニメーターであり、アニメ監督であり、マンガ家でもある。
日本ではバットマンのハーレイ・クイン関連の書籍がいくつか出ている。
ハーレイ&アイビー
バットマンのキャラクター、ハーレイ・クインとアイビーにスポットをあてたコミックだ。
ディフォルメの効いた美しいタッチが本当に素晴らしく、何度見てもホレボレとしてしまう1冊である。
新品では入手が難しいと思うが、古本なら手に入る可能性がある。ちなみに今回のトップ画像に挙げた「マッドラブ」も以前は入手が難しかったが、2016年に完全版が出てずいぶんと入手しやすくなった。
Naughty And Nice
こちらはブルース・ティムのイラスト集だ。洋書である。ど~ですか、この絶妙なタッチ!
手にしたときは、あまりの素晴らしさに失神しそうになりましたよ。ワタクシの宝物でもある。
ハーレイ・クイン
今は様々なクリエイターによる「ハーレイ・クイン」が出ているが、ワタクシにとってはブルース・ティムのハーレイ・クインがいちばんである。生き生きとしていて本当に素晴らしい。
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「きまぐれオレンジロード」とか
以前はブックオフにいくたびに、ちょこちょこと古いマンガを買っていたのだが、最近はまったく買わなくなった。電子書籍でほぼ事足りるようになったからだ。
古いマンガがいっぱい
ワタクシは、Kindle unlimitedという本の読み放題サービスに入っている。全体のラインナップについてはあれこれ言われているが、古いマンガはなかなかの充実ぶりだ。
もともとブックオフで古いマンガを買っていた時も、棚に並んでいるものから面白そうなものを手に取っていたので、Kindle unlimitedの雑多なラインナップもみていて実にたのしい。
今回は最近読んで面白かった本を紹介しよう。
きまぐれオレンジロード
まつもと泉先生の傑作ラブコメである。時代を感じさせる部分もあるが、主人公とヒロインとの距離感、すれ違い感が実に面白い。
非常にテンポがよく、先が気になる展開はさすが。キャラの立ちっぷりも素晴らしい。
最初は、女性キャラの髪型や服装に「昭和」を感じると思うが、読んでいくうちにすぐに慣れてしまう。
喧嘩ラーメン
土山しげる先生によるラーメン漫画である。暴走族のヘッドがラーメンの道へ―という、これまた時代を感じさせる部分はあるが、土山しげる先生テイストをたっぷりとたのしめる作品だ。
序盤は、暴走族という設定が強く押し出されているが、だんだんと意味がなくなってくるのも、土山しげる先生らしいところだ。
4~5巻ぐらいまではかなり面白いが、だんだんとワンパターンな展開になってくるのも、らしいところだ。
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