小さいハエみたいな虫にいっぱい刺された
先日、薄暗い森に行ったら、虫に刺されまくった。
その時のことである。
最初は「蚊かなあ」と思っていたのだが、チクッとした瞬間にみてみると、小さなハエみたいな虫が手にくっついている。
その後もやたらと寄って来ては、チクっとやってくる。
そのときは「小バエって刺したっけ?」と思っただけだったのだが、帰ってから腕をみると、手が赤い斑点だらけになっている!
な、なぜっ!!
正体はブヨ。吸血して毒を注入する
こんなことは初めてだったので調べてみて驚いた。
これ、ブヨだ!ブユ、ブトともいう。しかも吸血して毒を注入するとか・・・。
掻くのは厳禁だそうだが、思いっきり掻いてしまったワタクシである・・・。
恥ずかしい話だが・・・・
ブヨという名前は知っていたが、まさか小バエみたいな虫とは思っていなかっただけに、ショックが大きい(クモを細くしたような虫かと思ってた)。
ちなみに、この記事のタイトルでは「刺す」と書いたが、正確には皮膚を噛み切って吸血するのがブヨである。
チクッとしたのはそのせいだろう。蚊に刺されたときとは明らかに感触が違っていた。
毒を吸い出すための道具も市販されている。
薬をつける場合は、毒を吸い出してからつけるのがいいようだ。
それにしてもえらい目にあってしまったものである。
これはすごいwww 犬木加奈子「不思議のたたりちゃん」
Kindle本のラインナップをみていたら、「おお!」という本をみつけた。
「不思議のたたりちゃん」である。
ホラーの大御所・犬木加奈子先生による怖~いマンガである。
えげつなさすぎて、読んでいて失神しそうになったwww
不思議のたたりちゃん
「不思議のたたりちゃん」は、1990年台に講談社「少女フレンド」で連載されていた作品だ。
主人公は、神野多々里(かみのたたり)。
これが「たたりちゃん」だ。こんな表情をしているが、大変に内気な少女だ。
ことあるごとにいじめの標的になってしまうたたりちゃん、仕返しはそう、たたりである。
敵にまわしたらヤバすぎなたたりちゃん
ここで言っておこう。この作品、描写がかなり強烈だ。
いじめに対して不思議な力で仕返しする作品に、藤子不二夫A先生の「魔太郎がくる!!」がある。
「不思議のたたりちゃん」も基本パターンは、魔太郎と同じく「いじめられる→不思議な力で仕返し」なのだが、たたりちゃんは作品全体がずいぶんとねちっこく陰鬱だ。
たたりの力で、相手を完膚なきまでに叩きのめすのだが、とにかくどれも後味がめちゃくちゃに悪い。
ことごとくイヤ~なツボをついてくる、まさにホラーなのである。
ただ、この作品、誰にでもすすめられるかといったら、決してそうではない。
特に、いじめのシーンはかなりえげつなく、眉をひそめる人もいるだろう。
ホラーとして非常にパンチが効いている作品ではあるが、創作を創作としてたのしめる人向けの作品といえるだろう。
妙な中毒性がある
そんなたたりちゃんだが、妙に続きが気になる中毒性がある。
これは犬木加代子先生の作品全般にいえることだが、気持ち悪いしえげつないけど、でも読んじゃうのである。
この作品も強烈だ。
表紙からしてヤバさ満点だが、これもまた妙な中毒性があり、いったん読み始めるとやめられなくなってしまうところがある。
こうした作品も、電子書籍ならこっそり読むことができる。
Kindle Unlimitedなら、犬木加奈子先生の作品も読み放題だ。
ミステリーな仏像
最近、仏像について書かれた本を読むのがたのしい。
というわけで、今日は最近読んだ本を紹介しよう。
ミステリーな仏像
ピースをする仏像がインパクト抜群の1冊。
各地にある不思議なポーズ・謎の姿をした仏像をとりあげているのだが、実に面白い本だ。
特にいいのは、それぞれの仏像やそのルーツに真摯に向き合っているところだろう。内容が実に濃く、この方面の専門書といっても過言ではない仕上がりだ。
自らを「神仏探偵」と称する本田不二雄先生によるすばらしい1冊だ。
かくれ里
つづいては、白洲正子先生の「かくれ里」である。
ワタクシはこれまで白洲正子先生の本を読んだことがなかったのだが、図書館でみつけた「別冊太陽 白洲正子の旅」を読んで一気にハマってしまった。
十一面観音に興味を持ったことから手にしたのだが、文章の美しさにノックアウトされてしまった。
読みながら「こんな美しい文章に触れるのはいつ以来だろう」と感じてしまった。しばらくはハマリ続けていきそうな予感だ。
好きです、近江の仏像
これも十一面観音に興味を持ったことから手にした1冊。
写真はなく、約70体の仏像がイラストで書かれているのが面白いところ。
初心者目線で描かれており、とてもわかりやすくていい本だ。
ただ、この類の本に多いのだが、「仏様」ではなく「ほとけさま」なんだよな。
女子的なたのしみ方や「ほとけさまに会いにいく」といった表現に、薄ら寒さを感じる人にとっては厳しいかもしれない。
プロの草野球選手(笑)によるエッセイマンガ「BAT DAYS」
今日は、プロの草野球選手によるエッセイマンガを紹介しよう。
プロ野球ではなく、「草野球」のプロ選手のエッセイだ。
これ、めちゃくちゃ面白いですよ!
草野球で生活する男
草野球とは、趣味でする野球のことをいう。
「BAT DAYS」は、その草野球でゼニを稼ぎ、生き抜いてきた男のエッセイである。
作者は、徳光康之先生。
そう、先日このブログで紹介した「マンガ家」だ。
・・・が、「BAT DAYS」の第1章では、肩書きが「元マンガ家」になっている。
本業はそう、「草野球」である(笑)。
草野球でどうやって食べていくのか
この作品を読んで驚かされるのは、まごうことなくプロの草野球選手であるということである。
6チームをかけもちし、年間100試合以上に出場。
ホームランや打点をあげてビール券や商品券をゲットし、試合後にはオーナー主催の打ち上げでタダ酒、タダメシをいただく。
試合中はベンチにあるおつまみを食し、ゲットしたビール券や商品券の類は金券ショップに売れば現金になる。
草野球で食べていく―まさに草野球だからこそのプロ生活である。
川原正敏先生の描き下ろしマンガも読める
BAT DAYSには、なんと川原正敏先生の描き下ろしマンガも掲載されている。
川原正敏先生といえば、「修羅の門」シリーズでご存知の方も多いだろう。
BAT DAYSの中では、エッセイマンガ(貴重!)を描いており、帯やあとがきも書いている。
プロの草野球選手は、もともと川原正敏先生の草野球チームに所属していた縁からである。
まとめ
「BAT DAYS」は、なかなか知ることのできない草野球の世界を見ることができ、非常に面白い作品だ。
徳光康之先生の作品は、現在、多数の作品が電子書籍化されている。
Kindle Unlimitedなら読み放題なのもうれしいところだ。
ヨドバシドットコムで「配達会社 指定なし」で注文してみた結果
先日、ヨドバシドットコムで「配達会社 指定なし」で注文してみた商品が届いた。
注文したのは、はがきサイズのノート数冊。上の画像は、注文時に出る配達方法の選択画面だ。
この案内からして、間違いなくメール便で送られてくるだろうと思っていた。
だが、ゆうパックで届いた。しかも、60サイズの箱で!
最適な配達会社を自動的に選んでお届けします
・・・注文したのは、1冊50円台のノート。
さすがにこれは申し訳ない気持ちになってしまった。
思わずこんな表情になってしまったワタクシである。
念のためいっておくと、「配達会社 指定なし」を選んだ場合、実際に発送されるまではどの方法で送られてくるかわからない。
そう、注文時にはどの方法で送られてくるかわからないのである。
ポスト投函を希望する時は、配送方法を「メール便」に
そもそも、選択肢自体が「最適な配送方法を自動的に選ぶ」ではなく「最適な配達会社を自動的に選ぶ」となっているところもミソなのかもしれない。
今回はたまたまだったのかもしれないが、ポスト投函をのぞむときは、メール便を選択するのがよさそうだ。
ヒクソンと対峙する鬼藪宙道!そして前田日明が!
先日はぶっとんだ野球マンガ「メガトン球団」を紹介したが、今回は作者の徳光康之先生について書いてみよう。
徳光康之先生はツボにはまった人にはたまらない作品を描いているが、代表作といえばやはりこれだろう。
最狂 超プロレスファン烈伝
1990年代のプロレスを体感した人にはたまらない作品だろう。
プロレスファンの思いをここまで描ききった作品をワタクシは知らない。
2015年からは、電子書籍で復活。5.2巻では、ヒクソンと鬼藪宙道がついにクロスする。
並行世界ではあるが、ヒクソンと前田日明が対峙するシーンは、心が震えたよ。
電子書籍版では1巻~読むことができるので、興味がある人はぜひ読んでほしい。
いきなりバックドロップ犬
かつての少年マガジンの読者の方にとっては、こちらのほうが記憶に残っているかもしれない。
いきなりバックドロップ犬である。
徳光康之先生のデビュー作で、いきなりバックドロップをする犬が主役のマンガである。
今読むとさすがに時代を感じさせる部分があるが、今見ても実にいいバックドロップをしている。
妹ガンダム
ジオン空手の継承者である妹が主人公のマンガ。
Kindleの内容紹介から抜粋してみよう。
「ジオン好きですか?」秋葉原で、そう尋ねる少女・ジオン空手二代目継承者「月蔵奈打(つきぐら・なだ)」は自分より強いジオン好き男を探し出すために勝負を挑む!来るべき宇宙世紀にガンダムを倒す子孫・一子相伝のジオン空手継承者を残すために!
・・・なんだか頭が破裂しそうな世界観であるが、いったん読み始めると、妙にあとをひく面白さがある。
ガンダムごっこをしていたら、リアルにドムの攻撃を繰り出せるようになった少女と対決するとか、なんだかいろいろとすさまじいマンガである。
まとめ
今回紹介した徳光康之先生の作品はいずれも電子書籍化されていて、Kindleでたのしむことができる。
Kindle Unlimitedなら読み放題だ。「妹ガンダム」のようなユニークな作品も気軽に読めるのは非常に大きい。
虎がボクを食うのに夢中の間にストライクをかせいでください 「メガトン球団」
Kindle Unlimitedのラインナップを見ていたら、これは!という作品があった。
その名も メガトン球団 である。
この表紙の画像でピンと来た人もいるだろう。そう、かの名作マンガ「アストロ球団」のオマージュである。
ピッチャーが気合を入れすぎて血管が切れて死亡
この作品、冒頭からすさまじい。
日本一まであとツーアウト。ピッチャーが気合を入れすぎて血管が切れて死亡してしまうのである。
死亡するのは、アストロ球団の主役・宇野球一のパロディキャラ、「右脳棒一」である。
ちなみにこれがパロディ元の宇野球一である。
メガトン球団では、死んでしまった棒一をマウンドに埋葬し、残り8人で試合を続行する。
まさに血涙ふりしぼる展開から物語がはじまっていく。
虎がボクを食うのに夢中の間にストライクをかせいでください
なりふり構わずに勝利に向かっていくのも、アストロ球団イズムだ。
相手球団は、代打の切り札に虎を送り込む。バッターでもなんでもない、野生の虎である。
「虎がキャッチャーに襲い掛かる→動揺したピッチャーがボークをとられる」というまわりくどい作戦なのだが、襲われているキャッチャーのセリフが実に美しい。
投げてッ 投げてください 棒八さん
虎がボクを食うのに夢中の間にストライクをかせいでください
まさに、アストロ球団の一試合完全燃焼のスピリッツを受け継いだ作品なのである。
まとめ
メガトン球団は、Kindle Unlimitedなら読み放題で読むことができる。
こうしたユニークな作品を気軽に読めるのも大きな魅力だ。