クリックポストのラベル印刷は白黒でもOK
先日、プリンタのインク(イエロー)がなくなり、新しいインクに換えるまでモノクロ印刷しかできない状態になった。
早速ヨドバシドットコムで注文し、明日にはカラー印刷が復活するのだが、こういう時に限って、急ぎの用事ができるものである。
クリックポストで送る荷物ができてしまったのである。
クリックポストのラベルは白黒でもOK
クリックポストといえば「自分でラベルを印刷」して送るサービスである。
だが、そのラベルには思いっきりカラー部分があり、デフォルトの設定もカラー印刷になっている。
そこでクリックポストのページをあちこちみてみると、こう書いてあるではないか。
そう、白黒でもOKなのである。
クリックポストは長いこと使っているが、これは初めて知った。
載っているのは、ログイン後の「よくあるご質問・お問い合わせ」
さて、この白黒でもOKという回答、少し気づきにくいところに載っている。
日本郵便のトップからいける「クリックポストのページ」からは見ることができない。さらに、このページからリンクが貼られている「よくある質問」からも見ることができない。
見られるのは、ログインしてからだ。
ログイン後に「よくあるご質問・お問い合わせ」をクリックすると次のような画面が出る。
ここの「ラベル印字について」をクリックすると出てくるのだ。
この謎仕様は、まさに日本郵便という感じだが、白黒も可能な旨がはっきりと書かれている。
これで安心して白黒印刷ができるというわけだ。カラーインクの節約にもなりそうだ。
Fire HD8でマンガを読む 高橋葉介「怪談少年」
Fire HD8でマンガを読み始めてからというもの、マンガのラインナップをみるのが楽しくて仕方がない。
今、気になっているのをいくつか挙げてみよう。
高橋葉介「怪談少年」
見つけるとつい買ってしまうマンガがある。ワタクシにとって、高橋葉介先生のマンガがそれである。ジャンルとしては怪談&ホラーになると思うが、なんとも不思議な魅力があり、読んでいて非常に心地がいい。
ワタクシの近隣の書店では見なかったような作品も電子書籍化されている。これは嬉しい。
とよ田みのる「FLIP-FLAP」
とよ田みのる先生の作品もいろいろ電子書籍化されている。その中でもワタクシがすきなのは「FLIP-FLAP」だ。
「ピンボール」を題材にしたマンガなのだが、これが抜群に面白い。リアルではなかなか見る機会が少なくなったピンボールだが、ルールを知らなくても引き込まれること間違いなしの作品だ。
「ラブロマ」「友達100人できるかな」「タケヲちゃん怪物録」も素晴らしいが、ワタクシはこの作品が最も好みだ。
とよ田みのる先生は、この短編集も素晴らしい。表題にもなった「CATCH&THROW」は心にグッとくるものがある。
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Fire HD8でマンガを読む
このところ、Fire HD8でマンガを読んでいる。ふだんマンガを読まないワタクシだが「これはいいな」と思った。非常に読みやすい。
今、読んでいるのはこれだ。
青木雄二先生の「ナニワ金融道」である。1巻から読み始めて12巻まできたところだ。
Fire HD8でマンガを読む
ワタクシはFire HD8を縦にして読んでいる。
Fire HD8は、横にすると見開き2ページをみることができ、縦にすると1ページずつの表示になる。
紙の本の感覚でいえば見開きのほうが「らしい」感じがするが、1画面で2ページを表示するため、どうしても絵や文字が小さくなってしまう。なので、通常は縦で1ページずつ読むのがいい感じだ。
ちなみに、ワタクシは机に置いて読んでいる。
このタイプのカバーをつけているのだが、立てかけられるのは横置きの場合のみ。なので、縦置きしたい時は下に本を置いて立てかけている。
それなりに重さがある
片手で持って読むのもいいのだが、Fire HD8は割と重みがある。短い時間ならいいが、長い時間読むとなると、ワタクシにとっては少々気になる重さだ。机に置いてしまった方が圧倒的に楽だ。
快適
それにしてもなんと快適なことか。ナニワ金融道のように古い本でも、黄ばみやページの劣化とは無縁で本をたのしむことができる。
読み終わったらすぐ次の巻が手に入るというのは大きい。その分、やめ時がなくなってしまうわけだがたまにはどっぷりとマンガにはまるのもいいだろう。
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いつの間にか1年が経っていた 2
前回の記事のつづきである。
書く場所に「ブログ」を選んだ理由の1つに「ちょうどいい距離感」がある。
ネットにおける距離感は、いつの時代も考えものだ。
ネットにおける距離感のこと
ワタクシはSNSをやっていない。一時期、twitterをやっていたこともあったのだが、どうにも「人間」がみえすぎる気がして「合わない」と思ってしまった。
あまりにも「人間が丸見えな距離感」は、ワタクシにはまったく不向きだった。
興味を持った人のtwitterをみた時に「見なきゃよかった」「かっこ悪いな」と思ってしまったことも少なくない。
みていて、自分の中の壁やストッパーがなくなってしまったんだろうなと感じたことも多い。
そういう、人の「見なくてもいいはずだったところ」が見えてしまう―そういう部分がどうにも苦手だ。
常に何らかの意見と戦っている
また、twitterをみていると「この人たちは常に何らかの意見と戦っているんじゃないか?」と思わされることも多い。それらは自分の趣味の範囲から大きな問題までと様々だ。
昔に比べて、いろいろな意見が発信できる世の中になったのに「聞く耳を持つ」「対話する」スキルがあがっていない。
むしろ「悪口の言い方」や「レッテルの貼り方」が広がりすぎて、話さない・聞かないようになってしまったのではないか・・・ワタクシはそんな気がしてならない。
SNSが生活の一部になっている人も多いだろうが、ワタクシには「人が見えすぎてしまうこと」がつらい。
そんなわけで今後もよほどのことがない限りはやることはないだろう。
今のところは、ほどよいパーソナルスペースがある(と感じる)「ブログ」が、ワタクシにとってはちょうどいい塩梅だ。
いつの間にか1年が経っていた
気づけば、このブログをはじめてから1年がたっていた。書くことは好きだけど、書き続けることは苦手だったワタクシにとってはうれしいことである。
好きなように書いている
なぜここまで続いたかといえば「好きなように書いている」のが大きい。
このブログをはじめる前も文章自体はあちこちで書いていたのだが、なかなか「好きなように書ける場所」というのはない。
まあ、「書いたものを公開する」のだから、本来はそれで当たり前なのだが、自分の中に思うことがあった。
それは「自分のことを書いていないなあ」ということである。
自分をアピールすることではなく
「自分のことを書く」というと勘違いされがちだが、ワタクシには「自分という人間を知ってもらおう」という気はさらさらない。
このブログのアイコンのように、正体は誰だっていいと思っている。
つまりは「こう思うんだぜ」である。たとえばあちこちで「邦画が人気」と言われても、ワタクシの感覚ではあれほど美しくないものはない。
映画として美しさを感じない、つくりの妙を感じない、知恵が浅い―だからワタクシの感覚では「見る価値を感じない」のである。
作品としての「美しさ」をそこに全く見出せないのだ(ちなみに、ここでいう「美しさ」とは、見た目のキレイさとか芸術っぽいとかいう意味ではない)。
つまり、「ワタクシの感覚では人にすすめる理由」がない。だからこのブログでは邦画について書かないのだ。
次回につづく。
次のセキュリティソフトはESETで決まりか?
ESETの体験版を使い始めてからしばらく経った。
最初に気になった「PCが立ち上がるまでの時間」も短くなり、まったく気にならなくなった。
これはソフト的なものか、ワタクシのPC事情によるものなのかは分からないが、スムーズに立ち上がるようになったのは本当に大きい。これで現段階では、気になる点はゼロになった。
ずいぶんと軽くなった
使っていると「ネットがずいぶんと軽くなった」と感じる。ウイルスバスタークラウドを使っていた時に比べて「ひっかかり」がなくなったような印象だ。
今まで重かったり、もたついていたサイトも表示が速くなったように思う。
ただ、これはあくまでワタクシのPC環境での話なので、決してウイルスバスタークラウドが悪いというわけではない。ワタクシの環境では、ESETのほうが相性がよさそうだという話である。
効果は
ウイルスの検出率や精度に関しては、そういう場面に直面しないと分からないだろうが、感染するリスクを犯してまで試す必要はないだろう。ふだん使っていて問題がなければそれでいい。
今のところ非常にいい感触なので、特に問題がなければ「ESETに決定」となりそうだ。
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ターゲットは「騒ぎたい層」なのか
このところ「新しい小説にこだわる必要はないかな」という気持ちが強くなっている。
本屋にはちょくちょく足は運んでいるのだが、どうも昨今は「売りたい」ばかりがみえてしまい、なんだかなあという気持ちになってしまう。
本の魅力を伝える・ひきだすのではなく、「あざとい」「売ってやろう」という感が見えすぎてならない。どうにも、うんざりしてしまうというのが正直なところだ。
ターゲットは「騒ぎたい層」なのか
なんというかな、本以外でも感じることがあるが、昨今は「騒ぎたい層」にむけてつくったようなものがずいぶんと増えたように思う。
確かにSNSなどで騒いでくれたほうが宣伝にはなるだろうし、誰も彼もが「発信できるネタを探している」今なら、それもアリかもしれない。
だが、あまりにも「薄っぺらくないか?」と思うのである。言葉や宣伝が無責任すぎるように感じることも多い。
中身があってこその話
たとえば、以前このブログでも何度か取り上げた「罪の声」である。
ファンの方や楽しんだ方には申し訳ないが、ワタクシは「これはひどすぎるだろう」と思った。
あまりに売り方がひどい、取り上げるテーマに作者の力量がついていっていない―こういう出し方をしてはいけないだろうと思ってしまった。
なんというかな、「話題をつくりたいがために、安直に手を出すべきテーマではない」ということを強く感じた作品だ。
「調べごとの発表会」
相場英雄氏の作品を読んだ時にも「おいおい」と思った。「骨太な小説」「社会派ミステリ」といったふうな宣伝でプッシュされた氏の作品だが、ファンの方には申し訳ないが「これはひどい」と思ってしまった。
氏の作品は「いろいろと調べであろう」ことは分かる。だが、それが作中では、単なる発表会になってしまっている。
ストーリーに絡むことなくそれをやるものだから、発表部分が見事に浮いてしまっている。そもそも「何かを暴露しておけば社会派」というわけではないのだが・・・。
クランクインでもそうだったが、この作者は「裏事情を書けばいい」と勘違いしている節がある。
人を描く
上の2人に共通するのは「人間を描いていない」ということだ。
おそらく、日本のドラマか邦画をベースにして書いているのだろうが、演技も演出も非常に安っぽくウソ臭い。
そこに「事実に基づいた調べごと」を入れてくるものだから、バランスが悪いったらありゃしない。余計にウソ臭くなる、というわけである。
人間の思考や行動が「人間(という事実)に基づいていない」んだよな。「ドラマならこうする」という演技や演出に基づいているように思えてならないのだ。
それも上質でないモノをベースにしているわけだから、なおひどい―というわけだ。
宣伝をするのはわかるが、どこかに誠意はほしい
本が売れないといわれる時代である。ヒステリックに宣伝しなければ、という気持ちもわかる。
が、読みたいのは「おもしろい本」なのだ。「騒ぎたい層」へ向けた「騒ぎやすいワードが並んだ宣伝」ではないのだ。
だが、こうした傾向はこれからより拍車がかかっていくと感じている。
そういったものに絶望しながら探すよりも、過去の名作をあたっていったほうがよほど幸せだ。無理によむ必要はない。