「やり方」ではなく「考え方」を学ぶ
「必要十分生活」という本がある。
以前もこのブログで紹介したが、今もワタクシにとってバイブルのような1冊である。
「やり方」ではなく「考え方」を学ぶ
これまでたくさんの片づけ本を読んできたが、ワタクシは、この「必要十分生活」がいちばんだと感じている。
たっく氏の本は「考え方」が多く書かれているのがいい。基本が「こう考えて、こうした」というスタイルなので、その考え方を学べば応用させやすいのがいいところだ。
片づけ本といえば「汚い家に住んでいた私が、こんなふうに変わりましたぁ☆みてくださぁい☆☆」「こんなに捨てちゃう私ってステキ☆☆」的なものも多いが、それらとはずいぶん毛色が違う本だ。
「必要十分生活」を読む時は、ぜひその「考え方」に注目してほしい。
本に「ペンが○本って書いてあったから、私もそうします」ではなく、「なぜペンは○本なのか」という考え方を知り、「自分だったら○本だろうか」と考えてみる。
このように読むと、この本は化ける。すばらしくいい本だ。
写真が少ないのもいいところで、写真のイメージにとらわれることなく、自分なりの片づけをシミュレーションできる。
「お手本がないとできないもん!」という人にはアレかもしれないが、片づけに悩んでいる人はぜひ手にとってほしい1冊だ。
紙の本と電子書籍があるのもうれしいところだ。