talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

「リクルート(The Recruit)」は、CIAがもっと怖くなる映画

リクルート(The Recruit)」をみた。

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タイトルはアレだが、なかなか骨太でよく面白い作品だ。

タイトルについて

リクルート」は原題も「The Recruit」なので、原題がそのまま邦題になった形だ。

それにしても邦題とはおかしなもので、やらなくてもいいようなものにめちゃくちゃな邦題をつける癖に、手を加えたほうがよさそうなものには何もしないということが往々にしてある。

この作品「リクルート」は原題のままではあるものの、日本でリクルートといえば、企業や情報誌のイメージが強いのではないだろうか。リクルートスーツとか、就活のイメージも強いよな。

少なくともワタクシは、この作品を見終わった後も「リクルート」と書くたびに、真っ先に頭に浮かぶのは企業とか情報誌のことだ。

CIAに勧誘される

この作品の「リクルート」は就職活動というよりも、recruitの本来の意味「新兵」「新兵を募る」という意味合いが強いように思う。主人公はCIAに勧誘され、訓練生となるところから話がはじまる。


The Recruit (trailer)

ほとんどの映画はそうだが、特にこの映画は前情報を入れないほうが圧倒的に面白い。なので、詳しいことはここでは書かないが、この作品内で見られるCIAの訓練の様子は、ただただ圧巻だ。実にハードで実におそろしく、世界の広さを思い知らされる。

ワタクシは、昔からCIAには(オカルト的な意味で)いろいろと恐怖を感じていたが、これをみたら本当に怖くなった。ちなみに、CIAの怖い一面を見たい人は「ゼロ・ダーク・サーティー」もオススメだ。

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コリン・ファレル

リクルート」はキャストも見どころ満載だ。アル・パチーノはもちろんだが、主役のコリン・ファレルが実にいい。この映画をみたあとに、「クレイジー・ハート」を見るとコリン・ファレルの振り幅の広さが分かる。

クレイジー・ハート (字幕版)

以前、クレイジー・ハートについての記事も書いたが素晴らしい作品だ。ジャンルとしてはヒューマンものになるだろうか。こうして気になったキャストを辿って作品を探していくのも映画のたのしみだ。

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