消しゴムがプラスチックを溶かす
プラスチック製品と消しゴムを一緒にしておくと、くっついてしまうことがある。
ワタクシがよくやってしまうのは、このアイテム。
これをふつうの消しゴムと一緒に袋に入れておくと、ボディに消しゴムが貼りついてしまう。
ただくっつくだけではなく、プラスチックが溶けたようになるのが困ったところだ。
可塑剤が原因
この現象、前々から不思議だなあと思っていたのだが、調べてみると、プラスチック消しゴムに含まれる「可塑剤」が原因らしい。
ご存知の方もいるかもしれないが、今、「消しゴム」と呼ばれるアイテムの多くは、「プラスチック消しゴム(プラスチック字消し)」だ。
プラスチック消しゴムには大量の可塑剤が含まれていて、プラスチック製品にくっつけていると、この可塑剤が消しゴムからプラスチック側に移動していく。
その結果が、溶ける・あるいは融合するというわけだ。
これは消しゴムのカスでも同じで、やはりプラスチック製品にくっつけておくと、溶けたり融合したりしてしまう。
ワタクシは「夏だし、暑いと消しゴムも溶けるんだなあ」なんて思っていたが、人に言わなくてよかった。
まとめ
これを知ると、消しゴムを置く場所を考えないといけませんな。