この本に最初に出会っていれば・・・すばらしい片づけ本「必要十分生活」
昨日は紙の本の話を書いたが、今日は読んでみてよかったKindle本を紹介しよう。
必要十分生活
ジャンルとしては「片づけ本」に分類されるだろうが、正確には「こうしたらキレイになりました」という経験と筆者が実際にやっていることが書かれた本だ。非常にいい本だった。
電子書籍版は上のような表紙だが、紙の本でも出ている。
できそうなことがいっぱい
なんといっても、この本、普通に出来そうなことがいっぱい載っているのがいい。
ほかの片づけ本だと、やたら極めている感じだったり、ものすごい捨て魔だったりして「ちょっと人間の種類が違うなあ」と思うことがあったのだが、この本は等身大な感じなのが、本当にいい。
「こういう方法で片づく!」「こう考えなさい」ではなく、言うなれば筆者が実際にやっている方法やアイデア集なので、取り組みやすそうなのもいい。
精神面
片づけ本には、精神面につなげたり、「片づけをすれば○○が変わる」みたいなのものも少なくないが、この本はそういう要素がないのもいい。おブラさまとか言わないしな。
人のアイデアを知るのっておもしろい
必要十分生活では「ふだんこうしている」「こう考えて、こうしている」という経験やアイデアが書かれている。理由にも説得力があり、筋道が立っているのもいい。
中でも面白いと思ったのは「ペン立てはいらない」という話。
ワタクシは部屋に5つもペン立てがあるのだが、この本を読んだら、本当にナシでいけると思った。
全部必要なものだと思っていたが、うむ、まだまだ片づくなあ・・・といい勉強になった。
人気の片づけ本にしっくり来なかった人は、ぜひ読んでほしい。おすすめの1冊だ。