ヘレン・マクロイ「家蠅とカナリア」とか、最近読んだ本たち
今回は最近読んでいる本を書いてみよう。このところはすっかりKindle Fire HD 8の虜だが、紙の本も並行して読んでいる。
家蠅とカナリア
Amazonでミステリ関連の本をみていた時に、おすすめか何かでみつけた1冊だ。ミステリ、いわゆる推理小説モノなのだが、タイトルに惹かれて読んでみることにした。
文章が巧みで、これから何が起こるんだろうというドキドキ感の出し方も見事で、冒頭から一気に引き込まれた。
まさに今、推理小説を読んでいるという気分にさせてくれる。
ヘレン・マクロイ
読んでみるまでワタクシは知らなかったのだが、作者のヘレン・マクロイはこのジャンルではけっこう知られた作家だそうだ。そりゃあ、そうだわな、これだけ面白いんだもの。
こちらも手元にある。読むのがたのしみだ。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
携帯版なのに携帯できないぐらいの厚さがある1冊だ。ワタクシが最初に手にした感想は「京極夏彦先生の本より厚い!」である。
この携帯版は、もともと上下巻だったものを1冊にまとめたものだ。
どう考えても、こちらのほうが持ちやすいし読みやすいのはなんでなんだぜ。
気になった点
読み終わった後、ワタクシは上下巻のほうで読めばよかったと思った。
これ、2冊だったらあまり気にならないと思うのだが、1冊だと引き伸ばしている部分がすごく目立つ。
といっても最近の日本の小説よりははるかにマシだけどな!
セリフで行数を稼ぐテクニック、各ページの余白の広がりは他の追随を許さない。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッターに話を戻そう。炎のゴブレットもやはり面白かった。
それにしてもこの作品、ヘンな人しかいないよな。みんなどこかおかしい。だけど、そうじゃなかったら、ここまでの面白さは出ないような気がする。
毎回、難易度の高い殺し方にチャレンジする「例のあの人」も大変にステキだ。
思わずホロリとくるような場面もあり、満足度の高い作品だった。
まあ、欲を言えば、様々な事情があるだろうが、「賢者の石」や「秘密の部屋」ぐらいの長さでまとめてもよかったかなあという気もする。
まとめ
たくさん紹介するつもりだったが2冊だけになってしまった。これはワタクシのブログでよくあるパターンなので気にしないでほしい。