買う前に「どこに置くか」を考える
片づけの年内の目標をクリアしてから1か月ほどたったが、まったく部屋が散らかっていない。相変わらず快適なままである。自分でもびっくりである。
「片づけ大好き!」という人にはちっとも役に立たないだろうが、この1か月ほどの間、ワタクシが心がけてきたことを書いてみよう。今まさに汚部屋脱出を目論んでいる人にとっては参考になる部分があるかもしれない。
買う前に「どこに置くか」を考えるようにした
これが一番効果があったように思う。モノを欲しい時に「どこに置くか」をまず考えるようにした。これで無駄な買い物がグッと減った。
モノを買う前にどこに置くかを考えてみると「これを買ったら散らかりそう」「置くところないんじゃね?」ということがイメージできる。
置き場をしっかりとイメージできるものは購入、そうでないものや散らかりそうなものは見送る。たったこれだけのことだが、効果は実に大きい。
置くところにちゃんと置けば散らからない
そう、モノは置くところにちゃんと置けば散らかないのだ。
逆に、今までのワタクシがそうだったが、買ったものをとりあえずそのへんに置くとか、とりあえず積むとかするから散らかるのだ。
置く場所を考えてからモノを買うようにするのは、モノを適当に置かなくなる点からもオススメだ。
買ったらすぐに袋から出す
次に買ったものはすぐに袋から出すようにした。通販の場合は封筒や箱からすぐに出す。袋、封筒、箱はすぐに捨てる。
ワタクシの部屋がちっとも片づかなかった原因の1つに、買ったモノを袋やダンボールに入れたまま積みっぱなしということがあった。
袋や箱は思った以上にスペースを取る。すぐに出すだけでその分のスペースが確保できるのだ。
また、すぐに出せば、買いっぱなし、置きっぱなしになりにくいように思う。
ここ数年は片づけ本が大充実している。こういうノウハウものを読むコツは、最終的にバイブルとする本を絞るということだ。「1冊読むごとにやってみる」というよりも、最初に何冊か読んで、メインにする本を絞り込んだほうがいいように思う。
すぐに使う
上とほぼ同じだが、買ったものはできるだけすぐに使い始めるようにした。これをすることで、「積むこと」や「買っただけで満足」、「いずれ使おう」状態をかなり解消できるように思う。
これを心がけることで、「いつか使うだろう」というものを買わなくなった。「今使うもの」に重点を置いて買い物ができるようになったのも大きいように思う。
まとめ
「当たり前のことばっかりじゃん!」と思う人もいるだろうが、それができなかったから、本が凄まじい山となり、部屋全体も散らかっていたのである。
片づけとはもしかしたら、こうした当たり前に気づいていく作業なのかもしれない。