talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

「ザ・シェフ」が面白い

このところ、Fire HD8で「ザ・シェフ」を読んでいる。

ザ・シェフ 1巻

いわば料理版「ブラックジャック」だが、非常に面白い。

ザ・シェフ

ザ・シェフは1話完結のショートストーリーものだ。どれも短い時間で読める話ばかりで、もう1話、もう1話とついつい読んでしまう。何気に時間泥棒なコミックだ。

ザ・シェフ 2巻

初期はデザインや物語もかなりブラックジャックっぽい。

ブラック・ジャック 2

髪型も近いものがある。「高額な報酬と引き換えに必ず満足させる料理をつくる」という設定も、まさにブラックジャックの料理版だ。

実際、原作者自身も「ブラックジャックを料理漫画でやってみた」と語っているそうだ。

いい話が多い

物語的には、ブラックジャックほどアクが強くないが、ほんのりといい話が多く、大変に読みやすい。

ザ・シェフ 3巻

連載開始は1985年ということだが、1巻から読んでいてもさほど古さを感じさせないのもいいところだ。

主人公の味沢自身が口数が少ないというのもあるが、全体に「何から何まで言葉で説明する」タイプの漫画ではない。

そのため「行間を読む」ような感覚がある。これがまた読んでいてたのしいのだ。

じわじわと面白い、そんな作品だ。

 

ザ・シェフ 1巻

ザ・シェフ 1巻

 

 

Fire HD 8 タブレット (Newモデル) 16GB、ブラック

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「妄信 相模原障害者殺傷事件」を読んだ。

「妄信 相模原障害者殺傷事件」を読んだ。

妄信 相模原障害者殺傷事件

2016年に起きた平成最悪ともいわれる殺傷事件をテーマにした本である。

構成に難がある1冊

読み終わった感想は「この本は何を言いたいのだろう」ということだった。朝日新聞での連載や記事をもとに加筆・再構成したそうだが、内容がてんでばらばらだ。

事件を検証したいのか、社会について語りたいのか、現在を伝えたいのか、匿名(実名)報道について追いかけていきたいのか、軸がブレブレでどうにもちぐはぐな内容だ。

取材や記録に関しても浅く、同じことを何度も繰り返したり、どうにも水増し感が強い印象だ。1回ごとの記事ではなく1冊の本として出すのであれば、いかがなものかと考えてしまうところである。

記者の「感想文」はいらない

特に残念だったのは、コラムと称した記者の「感想文」である。どうにも稚拙で「苦労しています」的な書き方が多いのは非常に気になった。

たとえば、

被害者の氏名を県警が発表しなかったことで、なかなか関係者にたどりつけなかった

という文章には「おいおい」と思ってしまった。「なぜ名前を出さなかったのか」じゃなくて、「県警のせい」かよ!

また、

「匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります」。同僚記者がツイッターでつぶやくと、否定的な反応が殺到した。「人の不幸を食い物にするな」「そんなことをしなくても事件の重大性は伝わる」。どう答えたらいいのか、悩みながら取材を続けた。

というくだりにも「・・・・・・」であった。

そもそも、その同僚記者は「誰に対してつぶやいているんだ」とも思うし、答えられないんなら、何のための取材なんだよとも思う。

だいたい、これも「いちいちそんなことを書くか?」という話でもある。

自己弁護したい気持ちは誰でもあると思うが、少なくともこのテーマの本に関しては「お前らの苦労を知りたいわけじゃねえよ」という話である。

本という形

この本に関しては残念でならない。「きちんと伝えること」に徹するべきだったのではと思う。

「新聞」に何を求めるかは人それぞれだと思うが、ワタクシ的には「加筆・再構成されてこれなのか・・・」「書くべきこととそうでないことの区別がついていないのではないか」と非常に残念な気持ちになった。

本という形になることに意味がある―という人もいるかもしれないが、そうであればなおさら、「きちんとした本に仕上げてほしかった」というのが正直なところである。

 

妄信 相模原障害者殺傷事件

妄信 相模原障害者殺傷事件

 

 

「Charlotte(シャーロット)」をみた

Charlotte(シャーロット)」をみた。

Charlotte(シャーロット) コンプリート DVD-BOX1 (1-7話) アニメ [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください]

全13話。なかなか面白い作品だった。

Charlotte


TVアニメ「Charlotte(シャーロット)」PV第2弾

このPVだけみるとシリアスな印象だが、物語の前半は「コメディタッチ+ちょっといい話」といったスタイルで話がすすんでいく。

後半になると、ガラッと雰囲気が変わる。シリアス&怒涛の展開という、まるで前半と後半が別物であるかのような流れになる。


麻枝 准 新作アニメ「Charlotte(シャーロット)」PV

センスがあるのかないのか分からないPVである。

感想

せっかくなので、正直な感想を書いてみよう。途中までは面白かった。が、後半はどうなのだろう。

話が大きくなっていくのはこうした作品の常なのだろうが、この作品に関しては身近なところで終わらせておいたほうが面白かったような気がする。

特に感じたのは「作品づくりにはピークがあるのではないか」ということ。麻枝氏の脚本と聞いて期待しすぎたところがあるかもしれないが、なんというかな、正直、厳しいなあと感じてしまった。

ファンの方には申し訳ないが、よくある作品の1つ――そんなふうに思えてしまった。

ゲーム向けなのかもなあ

Charlotte(シャーロット)」を見終わって、氏の脚本はゲーム(ADV)だからこそのものなのでは――そんなことを思った。

ルートがいろいろあって、何周かして(同じ世界をループして)トゥルーエンドを目指す・・・・・・そういった媒体向けの作り、構成なんだよなあと思った。

ゲームでいえば、共通パートまでは面白かったけど乙坂兄弟ルートは・・・といった感じだろうか。

いろいろともったいなさを感じてしまった作品である。

 

 

「劇場版 planetarian~星の人~」を観た

planetarian?星の人?

planetarian~星の人~」を観た。「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」も素晴らしかったが、これも最高だった!

planetarian~星の人~

先日書いた「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」はWEB配信アニメだったが、「planetarian~星の人~」は劇場版のplanetarianだ。

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」 [Blu-ray]

物語的には「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」の続編にあたる位置づけだ。

もちろん「星の人」単体でもたのしめるが、「ちいさなほしのゆめ」を先にみておいたほうがより理解が深まる。何よりも感動が段違いだ。


『劇場版 planetarian 星の人』 予告編

構成的には「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」の総集編+αといったつくりだが、+αの意味が実に大きい。この+αのためだけでも、十分に観る価値がある。

正直、ワタクシも見る前は不安があった。WEBアニメ版が素晴らしかっただけに、蛇足的な物語にならないだろうか――そんなことを思っていた。

が、初っ端から一発で持っていかれてしまった。これはすごい。実に美しく、涙なくして見られない物語だった。

 

planetarian~星の人~Blu-ray超豪華版

映画としてのまとまりも実に見事な作品だった。興味のある人はぜひ観てほしい。おすすめの作品だ。

 

 

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」に感動

先日、「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を観た。


配信・劇場アニメ「planetarian」予告編

全5話と短いアニメだが、感動しまくりだった。観てよかった!

planetarian~ちいさなほしのゆめ~

planetarian~ちいさなほしのゆめ~ HDエディション

planetarian~ちいさなほしのゆめ~」は、2004年に発売されたパソコン用ゲームソフトが原作で、PS2PSPスマホなど様々なプラットフォームでゲーム化されてきた作品だ。

planetarian (プラネタリアン) ~ちいさなほしのゆめ~

今回ワタクシが観たのは、2016年に配信されたアニメバージョンである。アマゾンのプライム会員なら、全5話ラストまでプライムビデオでたのしむことができる。

物語の概要をアマゾンビデオの紹介文より抜粋してみよう

世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ”。彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。

なんとも切ない設定である。

キャラクターデザインは原作ベースなので、今の感覚で見るとやや古めに感じるかもしれないが、それで敬遠してしまうのは実にもったいない。これほど美しい物語・清らな心のある作品はそうそうないように思う。

興味のある人はぜひ観てほしい。素晴らしい作品だ。

ロボットの花束

ロボットの花束

 
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~

planetarian ~ちいさなほしのゆめ~

 

 

どうしたらなんでも1冊にまとめられるんですか

ワタクシは考えごとをするときに、ノートに書くことが多い。「多い」というのは適当な紙に書くこともあるからだ。必ずノートに書くわけではない。

ノートを使う際に、ドツボにハマりやすいのは「あとから読み返せるように」とか「見返すとたのしい」という感覚だろう。

確かにそれって魅力的でたのしそうではあるが、これにこだわりすぎると、「うまく使えない」「書き方がわからない」なんてことが起こってしまう。

どうしたらなんでも1冊にまとめられるんですか

また「一元化する」「なんでも一冊に書く」なんてのも、ドツボにハマリやすいフレーズだろう。

これまた魅力いっぱいの文言ではあるが、これに引っ張られると「どうやって一元化したらいいのか」「どうしたらなんでも1冊にまとめられるのか」というワケの分からない疑問に悩まされることになる。

なんのために使うんだ

そもそも「見返す必要があるものもあれば、そうでないものもある」「一元化したほうが便利なこともあれば、しないほうが便利なこともある」――というのが根本だろう。

そこには必ず「理由」や「目的」がある。

勉強のため、覚えるため、考えをまとめるため、あとから見返すため・・・一番の目的・理由はなんだろう。そこに答えがあるのではないかと思う。

手放すと楽になる

ワタクシは買い物に失敗すると、気になって仕方がないタチだ。

「なんでこんなものを買ってしまったんだろう」「あっちを買っておけばよかった」「このお金で、あれが買えたのに」・・・なんてことを、うじうじと考えてしまう。

そういったものが手元にあると、ずーっと気になってしまうのだ。

で、買取に出そうにも、それが安かったりすると「手元に置いておいたほうがいいか・・・」となり、再びうじうじと考えてしまう――というわけだ。

手放すと楽になる

片づけをするようになって気づいたことがある。それは「手放すと楽になる」ということだ。

手元からなくなった時点で気持ちに区切りがつくのだろう、ずいぶんと気が楽になる。

以来、買って「失敗したぁ!」と思うものはなるべく早く手放すようにしている。金銭的にはマイナスになるが、うじうじと気にし続けるよりはずっといい。

無理して「よかった探し」をする必要はない

もちろん、最初の印象が悪くても「使い続ければよさが分かる」というものもある。

だが、使い続けてもよさが分からないものだってあるのだ。

だから無理に「よかった探し」をする必要はないとワタクシは思っている。

そもそも「モノとしてのよさ」と「自分にとってのよさ」は違うものだ。「きっといいもののはず」なんて思いながら使っていると、余計にストレスがたまったりするしね。

大事なのは「私にとっていいものかどうか」なんだろうな。

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