フラゲってどうやってできるんですか?
先日、某Q&Aサイトを見ていたら「CDのフラゲってどうやったらできるんですか?」という質問があった。思わずふきだしてしまった。
以前書いた「デメニギス」には及ばないものの、なかなかナイス質問だ。
フラゲ
ご存知の方も多いだろうが、フラゲとはフライングゲットの略である。発売日より前に商品をゲットすることだ。
最近はCDをちっとも買わなくなってしまったが、ワタクシもその昔はフラゲしまくりな人だった。というか、みんな前日とかに普通に買ってたよね?
ワタクシの近隣ではだいたい発売日の前日、午後~夕方ぐらいにお店に行くと、ずらずら~っと新作が並んでいた。
お目当ての商品が見つかったときには、ここにいる茶魔のような表情になったものだ。
予約特典もくれたり
当時は、予約していなくても予約特典をもらえることも多かったりして、ニヤニヤしながら、家路についたものだ。
また、「これ、ほかのアーティストの特典だけど、欲しいのがあったら持っていっていいよ」なんてこともよくあったなあ。もちろん、今のような特典商法がなかった頃のことだ。
一方、ゲームは
CDは当たり前のようにフラゲができていたが、ゲームは厳しかったな。聞くところによると、フライング販売しているのがメーカーにバレるとよくないそうで、実際、メーカーの営業も前日に偵察にきていたりしたらしい(すべて伝聞)。
これは、コンシューマーがまだ元気だったころの話で、今は事情が違うかもしれないが、フラゲできるお店を発見できた時は嬉しかったものだ。
フラゲしたのに積む
フラゲをする目的は「1日でも早く聴きたい」「1日でも早く楽しみたい」という人がほとんどだろう。
だが、ワタクシの場合は、手に入ったことで満足してしまい、その日に開封したためしがない。だいたい、2~3日経ってから開封するのである。
何のためのフラゲだよ!という話であるが、まったくもってその通りだ。
「聴かないんなら買わなきゃいいじゃん」と思われるかもしれないが、そこは複雑なもので、前日に買えないとムチャクチャに悔しいのである。
発売日以降に買うのは、なんだか負けたような気分になって、どうにもよくない。
まとめ
音楽CDに関しては、ラジオに出ていたアーティストが「明日にはフラゲできるかも」なんて言ったりしていたので、ほぼ公認みたいなものかもしれないなあ。