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こんな時代だからこそ「情報」について考えてみよう 苅谷剛彦「知的複眼思考法」

今日は、苅谷剛彦知的複眼思考法」を紹介しよう。

知的複眼思考法

「知的複眼」は、「ちてきふくがん」と読む。1つの視点からでなく、様々な方向からモノをみることについて書かれた本だ。1996年の本だが、これは名著ですよ。

知的複眼思考法

上で紹介したのはハードカバーのものだが、現在は「講談社+α文庫」から文庫本バージョンが出ている。

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

 

文庫のほうには、ハードカバー版にはなかった 「創造力のスイッチ」というちょっと頭の悪そうなフレーズがついているが、それは気にしないでほしい。

というか、この本はそもそも「【それっぽい言葉】で分かった気にならない方法」が説かれている本である。

情報をどう読み解くか

この本は、情報をいろいろな角度からみるための「方法」が多く書かれている。これが大変にわかりやすい。

本書では、新聞記事やコラムを例にしているが、今だったらネットにそのまま置きかえてもいいだろう。

読み物としても抜群に面白いので、おすすめの1冊だ。

 

知的複眼思考法

知的複眼思考法

 

 

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

 

 

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