本に書き込みをしながら読んでみた その3
本に書き込みをしながら読んでみた話の3回目である。
フリーハンド
本に線をひくときは、もちろんフリーハンドである。線が曲がっても気にしない。こういうときに、ワタクシが考えるのは「何のために線をひくのか」である。
ワタクシの場合は、その本を「理解するためにひく」。だから、定規でひいたような線である必要はない。
こうした目的は、欲張らないことが大切だ。根本を見失うハメになるように思う。
ワタクシは手帳術やノート術も根本は同じだと考えている。「何のために」は1本でいいのだ。
昨今は「見せるため」「承認欲求を満たすため」にやっていることを手帳術やノート術に含めるきらいがあるが、それらは別モノとして扱うべきだとワタクシは思っている。
本を読むということ
「3色ボールペンで読む日本語」の感想をみると「正しいひきかたが身につくように練習したい」といった声もある。
この本の中で「前提となる読みが狂ってはならない」と書いてあるそばからこれである。
先日の記事で、齋藤孝氏の本について「1冊の中で何回同じ話をするんだよ!」と書いたが、上のような感想をみると大事なことは何回言ったらいいのだろうと思ってしまうな。
子供向けの本
これは違った意味でとらないでほしいのだが、「難しいなあ」と思うジャンルがあったら、小学生向け・中学生向けがないかを探してみるといいように思う。
実際、ワタクシもよくやっているのだが、子供向けのほうがわかりやすくシンプル&的確に説明されているので、根本的な部分をつかみやすい。
で、それがわかってから大人向けを読むと、より理解が深まるように思う。
小説なんかもそうだぜ。いい本がないなあと思ったら、児童文学を読んでみるといい。名の知れたもの、長く読まれてきたものの深さ、面白さに驚くはずだ。
これはワタクシの大好きな1冊だ。心がふるえる1冊だ。挿絵がまた泣かせるんだ。
これも素晴らしい1冊だ。児童文学なんて・・・と言わずにぜひとも読んでほしい。
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