talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

これもひどい・・・田口圭史「超訳 孫子の兵法」

先日、散々な内容の「孫子」本にあたってしまった話を書いたが、怖いものみたさで別の本も見てみた。読んでみたのはこれだ。

超訳 孫子の兵法

超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール (知的生きかた文庫)

まさに見えている地雷といえよう「超訳」本である。ブックオフで108円だったので手にしてみたわけだが、ワタクシが甘かった。タダでもいらない本とはまさにこのことではないだろうか。

あんた、絶対に理解していないだろ・・・

超訳本のひどさは、ある程度理解していたつもりだったが、この本はすごい。

孫子の言葉のあとに超訳が書かれているわけだが、初っ端から「あんた、元の意味、絶対に理解していないだろ・・・」と思わせてくれる。

言うなれば、人の話をろくに聞かずに分かった気になって、全くとんちんかんなことを言い出すおっさんそのものな本だ。

ダメな上司が知った風に語るのを聞くのと同じで、心の中でプークスクスクスwwwと思いながら流すというのが、正しい読み方だろう。

超訳

しかし、この本に限らず、超訳本のターゲットってどのあたりなんだろうな。

それこそ、上で挙げたようなダメな上司が読んで、余計にプークスクスクスwwwと思われるようなのが狙いなのだろうか。

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