こりゃ面白いなあ!電話サスペンス「セルラー」
セルラーを見た。
なんともB級っぽいジャケットだが、これは大当たりの映画だ。面白い!
プライム・ビデオで見てみた
今回は、Amazonプライムのプライム・ビデオで見てみた。
「セルラー」はワタクシがふだん手を出さないタイプの映画だが、プライム・ビデオなら気軽に見られる。
合わないと思ったら視聴をやめて、別の映画を探せばいいからだ。
この作品もそんなつもりで見始めたのだが、開始20分ほどで一気にひきこまれてしまった。
あらすじ
物語は、高校教師のジェシカが誘拐されるところからはじまる。
見知らぬ男たちに監禁される中、ジェシカはある方法で外部に電話することに成功する。電話を受けたのは、これまた見知らぬ男(チャラい)。
この電話をきっかけに物語は展開していくのだが、この映画、非常に面白い。
素晴らしいエンターテイメント作品
この作品は、ジャケットのイメージとは裏腹に、エンターテイメントとして非常によく出来た作品だ。
主役のライアン(電話を受けたチャラい男)を演じるのはクリス・エヴァンスだ。そう、後のキャプテン・アメリカだ。
誘拐監禁モノは陰鬱な雰囲気になりやすいが、セルラーには明るさが感じられるのはクリス・エヴァンスの華によるところも大きいように思う。
ノンストップサスペンス
この映画、めちゃくちゃテンポがいい。アクセルワークが絶妙なので、とても見やすい作品だ。ラストまで飽きることなく楽しめるいい映画だ。
電話&携帯電話がキーになるのだが、使われ方が本当に面白い。まさに「携帯電話がなければ成り立たないサスペンス」だ。
本筋に関係ない部分にも電話ネタがうまく散りばめられていて、「よく出来ているなあ」と思ってしまった。
ツッコミもぶっとばすぜ!
セルラーには「いくらなんでもそりゃないだろう」というツッコミどころが少なくない。だが、それを見事にぶっとばす勢いと展開がこの映画にはある。
ジェイソン・ステイサムもいい味出しているぞ。オススメだ。