「明星 台湾まぜそば」を買ってみた
安売りや投売りされているカップ麺を見ると、つい買ってしまうのはワタクシだけだろうか。地雷だろうなあ・・・と思ってもついつい買ってしまう。
先に書いておこう。食べ物に関しては人それぞれ好みがあると思うので、あくまでこれはワタクシの感想と思って読んでほしい。
先日、ワタクシが買って後悔したのはこれだ。
明星 台湾まぜそば
はずれを承知で買ったのだが、それを上回るはずれっぷりだった。なんというか中途半端なインスタントきしめんに、味の方向性が意味不明なタレをからめて食べるという、なんとも残念な味だった。何よりも、ちっとも台湾まぜそばらしくない味なのはどうなのだろう。どうでもいい話だが、複数買ってしまい、途方にくれるワタクシである。
作り方はカップ焼きそばと同じ
このカップの形状からして分かると思うが、作り方はカップ焼きそばと同じである。お湯を捨ててから、タレをからめてふりかけを投入という王道の工程だ。生卵を入れるとさらにおいしくなるとパッケージに書いてある。
こんなことを言うのはなんだが、食べながら「カップ焼きそばを買えばよかった」と思った。なんというか、まぜそばらしくもなく、ラーメンのバリエーションらしくもなく、焼きそばでもなく、何を食べているのかわからないような味なのだ。
何が悲しくて、焼きそばと同じ工程で、意味不明なものを作らなければならないのかと思ってしまった。
同じ値段なら、こっちのほうが断然よかった。特別うまいとかオススメとかいうわけではないが、ちゃんと「カップ焼きそば」らしい味だ。大変にジャンクっぽいのもいい。こういうのでいいのだ、こういうので。カップ麺を選ぶ時点でジャンクなのは承知の上なのだから、1点突破の味や、いさぎよさがあればそれで満足なのである。
塩やきそば
まあ、カップ麺やカップ焼きそばは、こうしたあたりはずれに一喜一憂するのもたのしみの1つだろう。書きながら思いついたが、ワタクシはカップ焼きそばはわりと好きなのだが、カップの「塩焼きそば」のあたりになかなか遭遇できない。
どうも塩焼きそばはタレのクセが強いような気がして、薬のようなにおいが気になるというか、最後まで食べられないことが多い。そんなことを言いつつも、おいしいものもあるはずだと思い、つい買ってしまうのだが、ソースに比べてなかなかお気に入りが見つからないのが残念なところだ。
台湾まぜそば
さて台湾まぜそばの話に戻るが、ワタクシはこの監修しているお店を知らないので、もしかしたらお店の味に忠実なのかもしれないし、ワタクシが感じた意味不明さも、あえて狙った方向性なのかもしれない。ファンの人にとって「嬉しい味」だったら、申し訳ない限りである。