ブリット、ジャッキー・ブラウン、パプリカ。オープニングが最高な映画たち
映画にはオープニングが入らないものが多いが、たまに入っているとちょっぴり得をした気分になる。今回はワタクシが好きな3つのオープニングを紹介しよう。
ブリット
まずはブリットだ。
1968年の映画だが、今見てもしびれるほどのステキさだ。このオープニングを最初に見た時は、あまりのかっこよさに失神しそうになった。クレジットの入り方も様々なパターンがあり、実にステキだ。何度見ても飽きないOPだ
ブリットは本編も面白いので、興味のある人はぜひ見てほしい。スティーヴ・マックィーンの魅力にあふれた一作だ。
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ジャッキー・ブラウン
続いてはジャッキー・ブラウンだ。
これはなんともタランティーノ監督らしい絵づくりだ。静止しているシーンが、1:48ごろからの動きのあるシーンをひきたてる。
それにしてもジャッキー・ブラウン役のパム・グリアーがなんと絵になることか。音楽も抜群によく、非常に完成度の高いオープニングだと思う。
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パプリカ
最後に紹介するのは「パプリカ」だ。
このオープニング、ド肝を抜かれる出来だ。2006年の作品だが、このつくりの凄さは圧巻だ。今敏監督の作品の中で、いちばん好きなオープニングだ。平沢進氏の曲も最高だ。しかし、今敏監督の作品のセンスのよさといったらたまらないものがある。
まとめ
今回紹介した3つはどれもオススメだが、この中では、本編をみると今敏先生の作品がいちばんわかりにくいかもしれない。そこは分析のたのしさに加え、筒井康隆氏の原作を読むたのしさも込みで考えてみるとよいと思う。
単純に楽しめるのはブリットだ。スティーヴ・マックィーンを軸にたのしんでもいいし、映画のつくりをたのしむのもアリだ。
ジャッキー・ブラウンは安定のおもしろさだ。タランティーノ監督らしさも存分に出ているので、普通に見ても、マニアックに見てもたのしいと思う。