なんという美少女・・・つのだじろう先生の描く女子が好き
ワタクシは図書館をよく利用するのだが、たまにヘンなメモがはさまっている本がある。
図書館の本にメモがはさまっていると怖いよね
図書館の本にはさまっているのが買い物メモぐらいならかわいいものだが、意味不明のメモがはさまっていると、かなり気持ち悪い。
個人名と呪いの言葉で埋め尽くされたメモがはさまっていたときは、大変な恐怖だった。たいしたことのないメモなら、図書館の係の人に言えばいいのだが、なんだか秘密をしゃべると呪われそうな気がして、そのまま黙って返した覚えがある。
今思えば、大変申し訳ないことをしたのだが、ホラー映画の場合、触れてはいけないものに中途半端に触れたり、軽々しく秘密をばらした人物は間違いなくひどい目にあう。
ワタクシはホラー映画は大好きだが、リアルなオカルトには非常にチキンなので許してほしい。
本にはさまっていた呪いのメモに遭遇した時は、まさに恐怖新聞の心境だった。
つのだじろう先生といえば、ワタクシは「うしろの百太郎」が好きである。一太郎の「た、たすけてっ、百太郎っ」は心の名言だ。
手前にいる少年が一太郎だ。犬はゼロ(一太郎には人間の言葉で話すが、ほかの人がいるとただの犬のふりをする)。うしろにでかでかといるのが「百太郎」だ。一太郎の主語霊で、一太郎がピンチになると出てくる。その時に多く発せられるセリフが「た、たすけてっ、百太郎」だ。
つのだじろう先生の描く女子が好き
図書館の思い出を書こうと思っていたが、恐怖新聞・百太郎と書いているうちに、つのだじろう先生について話したい気分になってしまった。
そんなわけで、今日はつのだじろう先生の描く女子について話をしよう。
この表紙の女子は、つのだじろう先生らしさにあふれていて大変に美人だ。口元がちょっぴり生意気そうなのも素晴らしいところだ。基本的に、目は吊り目気味だが、怖がるとまゆ毛がさがって「下がりまゆ+吊り目」という表情になる。
この顔も典型的なつのだじろう先生女子である。ぽてっとした唇が大変魅力的だ。だが、実はワタクシがいちばん好きなのは「呪凶介PSI霊査室」に出てくるこの女子である。
当然ながら横顔のほうだ。右側のほうは「呪凶介(のろいきょうすけ)」である。呪が名字で凶介が名前だ。悲惨な名字に悲惨な名前のダブルリーチで、大変に素晴らしいネーミングだ。その名前の通り、幸福とは程遠いキャラクターである。
それはさておき、この横顔美少女は美魂さんである。みたまさんだ。
正面からみてみよう。
今度は顔の半分しか写っていないが、左下のが美魂さんである。ちなみに本名は美魂香(みたまかおり)で、呪とは「呪くん」「美魂さん」と呼び合う仲である。
大変美しい美魂さんだが、驚いたときの顔は一太郎や百太郎や呪くんそっくりになったりする。この振り幅も、つのだじろう先生女子の特長である。
最近の漫画やアニメの美人系キャラとはベクトルが全く違うものの、大変魅力的な女子である。機会があったら一度読んでみてほしい。間違いなく美魂さんのファンになるはずだ。
まとめ
こういう漫画を読んだ経験があると、図書館の本にはさまっているメモもなんらかのメッセージに思えてしまう。つのだじろう先生の描く心霊漫画では、霊界からのメッセージが間接的に届くことが多いからだ。
どうでもいい話だが、美魂さんのデコっぷりはエレン・ペイジに近いものがあるかもしれない。