talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

「ジャッジ 裁かれる判事」を見た。ロバート・デュバルは本当にすごい。

先日、「ジャッジ 裁かれる判事」を見た。

ジャッジ 裁かれる判事 [Blu-ray]

2時間20分ほどと長尺の映画ではあるが、大変にいい映画だった。

ロバート・デュバル

邦題のタイトルにも入っている「裁かれる判事」役はロバート・デュバルだ。非常にハマり役で圧巻の演技だったのだが、後から調べてみるとこの作品の撮影時には84歳だったとのこと。この年齢でここまでの役ができるのだと思うと、さらなる驚きがある。まさに生ける伝説だなあ。


映画『ジャッジ 裁かれる判事』予告編

 

ロバート・デュバルといえばワタクシ的には、かの名作「ゴッドファーザー」のトムが印象深い。ゴッドファーザーは、ワタクシがロバート・デュバルを知った作品でもあるのだが、たたずまいだけで雰囲気があって、押しの演技でなくてもしっかりと存在感をみせる様にすごい俳優がいるものだなあと思ったものだ。

 

ゴッドファーザーといえば今敏(こんさとし)監督の「東京ゴッドファーザーズ」もオススメの映画だ。

東京ゴッドファーザーズ

本家本元のゴッドファーザーとは何の関連性もない(と思われる)が、今敏さんの作品はアニメーションながら、実に映画らしい作品だ。今さんの作品はパプリカ、千年女優もステキだが、個人的にはこの作品がいちばん好きだ。映画とアニメがちょうどいいバランスで融合している気がする。

話をロバート・デュバルに戻そう。押しの演技でなくとも存在感が際立つロバート・デュバルだが、「地獄の黙示録」でのネジが一本はずれたような中佐も素晴らしい。

思いっきり押しの演技で、たまらなく濃いキャラクターを演じている。物語は実にシビアで、誰にでもオススメできる作品というわけではないが、映画としてはかなりの名作だと思う。

また、ロバート・デュバルは以前このブログでも紹介した「クレイジー・ハート」でも見事な存在感を醸し出している。

ジャッジ 裁かれる判事

「ジャッジ 裁かれる判事」に話を戻そう。まさに映画という演出が随所に散りばめられている作品だ。映画らしい映画を見たいと思っている人にはオススメだ。よく作りこまれていて見どころも多い。

パッケージから分かるように法廷モノだが、親と子の物語でもある。つくりが丁寧で、非常にわかりやすく構成されているので、法廷モノをあまり見たことのない人にも見やすいと思う。

doll3.hateblo.jp

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