映画も本も大好き。だからこそネタバレはしない主義なのです。
ワタクシは映画や本が大好きで、記事もその関連のものが多くなると思う。最近もこんな記事を書いた。
こうした記事を書く中で気をつけているは、極力ネタバレをしないように書くということだ。
ネタバレをしないように書く理由
ワタクシ自身が「できるだけ前情報を入れずにたのしむ」というスタンスということもあるがもう1つ大きな理由がある。
それは先入観が入ってしまうと、そういう目でみてしまうということだ。
たとえば、ある作品で「オチがすべて」「最後の5分にすべての謎が」と言われたらどうだろう。オチばかりに目がいってしまわないだろうか。おそらく、大どんでん返しやラストにすごいインパクトがあることを期待するだろう。
だが、「オチがすべて」と言われた作品のオチが期待したほどではなかったとしたらどうだろう。「思ったほどではなかった」「肩透かし」という感想を持ってしまわないだろうか。
映画も本もいろいろな要素でできている
少しプロレスの話をさせてもらうが、プロレスの場合、試合結果(勝敗)も大事だが、それ以上に試合内容(過程・内容)が非常に重要だ。これが伴っていなければ、いくら勝ってもファンの記憶には残らないし、語り継がれることもない。
日は、また昇る。 THE SUN ALSO RISES.: 男の引き際と、闘うべきとき TIME TO MOVE ON, TIME TO FIGHT.
- 作者: スタンハンセン,Stan Hansen
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2015/11/13
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また、落語の場合、オチはサゲとも呼ばれる。最後は大きな笑いでしめるというよりも、「うまくまとめた」「クールダウン」「ここが落としどころ」「余韻を残して終わる」的なものが多い。
じゃあ内容をたのしむのであれば、これらのオチをあらかじめ知っていてもたのしめるかというと、そうではない。たのしみは半減してしまうように思う。
要は、作り物としてみるのではなく、その時間・その世界の共有体験をすることなのだとワタクシは考えている。そこで起こることをともに体験する、そういうたのしみ方がワタクシは好きだ。
まとめ
たくさんの映画や本をみていると、確かに定番という展開もある。だけどワタクシは「ハイハイ、そういう展開ね」という見方にはならないように気をつけている。なんかそういうのってつまんないなあと思ってしまう。
・・・といいつつも、ワタクシは邦画は絶望的にダメである。映画に関しては(も、かな)日本は完全にガラパゴスになってしまったと思う。作品ではなく、作り物だからなあ。