どのようにして本を買う量を減らしたか
先日、数か月ぶりに紙の本を買った。
以前は月に数十冊の本を買っていたのに、変われば変わるものである。
今回は「どのようにして本を買う量を減らしたか」を書いてみよう。
新作情報を追いかけない
本を買う量を減らしたい人は、できるだけ新作情報を入れないようにするといい。
新しいものは「新しい」の魔力とでもいおうか、実際よりも輝いてみえることが多い。
未知への期待とあいまって、非常に魅力的にみえる。
ワタクシはこの状態を「熱に浮かれる」と呼んでいるが、この状態だとどの本も面白そうにみえて、バンバンと買ってしまう。
時間をおくと「本当にほしいもの」がみえてくる
この「熱に浮かれた状態」を避ければ、おのずと購入数が減ってくる。
気になる新作がある場合は、「いつかほしいもの」としてリストに挙げておく。
そして2~3か月ぐらい経ってから、もう一度リストをみてみると、「なんでこれを欲しかったんだろう?」という本が多いことに気づく。
新作として知った時は「おお!」と思ったものでも、「なんだ、わりと普通じゃん」となるものもけっこうある。
こうして「本当にほしいもの」をみつけていけば、かなりの購入数を抑えることができる。
新聞広告にまどわされない
これも大きなポイントだ。
新聞広告に出ている本は、基本的に「売りたい本」だということを理解しよう。
面白そうにみえるものも多いが、実際に面白いかどうかは別の話。
要は売りたいから「面白そうにみせている」広告なんだな。
○万部突破とか、○○氏絶賛、芸能人の○○さん推薦とか、基本的に面白さとは関係ない。
次回につづく。