懐かしきRPG「グランディア」
これぞ冒険活劇!という傑作RPGである。
グランディア
グランディアは1997年に発売されたセガサターン用のゲームソフトだ。グランディアをご存知ない方はぜひこのOPをみてほしい。
技術的には時代を感じさせる部分はあるが、音楽・演出ともに心にグッとくるOPではないだろうか。
グランディアは、セガサターンとプレイステーションのシェア争いにおけるセガ側の切り札的ソフトだった。
ただ、発表から注目されていた作品ではあったが、残念ながら発売が近づくにつれてトーンが落ちていったような印象がある。
OPをみていただいた方はわかると思うが、キャラクターデザインは抜群なのに、背景となる世界がなんとも暗く、地味な印象なのである。
これがもう少し明るくヌケのいい感じであれば、もう少しセールスも変わったようにも思う。
▲後にプレイステーションでも発売されるが、OPはヌケはよくなったものの、抽象的すぎる感じに・・・。
回転するフィールドとバトル
グランディアで度肝を抜かれたのは、当時のセガサターンでは難しいとされた「回転するフィールド」である。
作りこみには定評があったゲームアーツの本領発揮ともいえる部分で、凄まじい衝撃であった。
ただ、当時は3Dポリゴンやリアル系のゲームが人気の中心で、こうしたアニメっぽいデザインは一段下に見られていたような印象がある。
が、どうだろう、今見るとかえって新鮮ではないか。ほどよいレトロ感とあたたかみがある、すばらしいデザインではないだろうか。
そして、なんといってもバトルである。上の動画では2:40あたりから見られるが、キャラが縦横無尽に動きながら戦うのである。
駆け引きも面白く、今も時々プレイしたくなるゲームである。