talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

ロマン・ポランスキー「ゴーストライター」

今回は「ゴーストライター」を紹介しよう。

ゴーストライター (字幕版)

ロマン・ポランスキー監督によるサスペンス作品だ。

ゴーストライター

ゴーストライター」は、元首相の自伝執筆を請け負ったライターが主人公の映画である。


映画『ゴーストライター』予告編


スリードを誘いすぎの予告編で、日本版はこんなことばっかりしているなとあきれるばかりだが、映像の雰囲気は伝わるのではないかと思う。

実際の作品は、全体が静かなトーンでまとめられており、極上のサスペンスに仕上がっている。全編を通してみると、天候の使い方が非常に面白い作品だ。

ロマン・ポランスキー

さて、今回はロマン・ポランスキー監督作品について少し話をしよう。

氏の作品として絶対に欠かせないのが「ローズマリーの赤ちゃん(1968)」だろう。

ローズマリーの赤ちゃん (字幕版)

ホラーに分類されることも多いが、普通のホラーのイメージで見ると度肝を抜かれること間違いなしの作品だ。


Rosemary's Baby (1968) - Trailer

全編に不気味な空気が漂っており、じわじわと心に来る怖さがある。

もちろんチャイナタウンもはずせないところだ。

チャイナタウン (字幕版)

生々しさと独特の空気感がたまらない、ハードボイルドものの傑作である。


Chinatown (1974) Trailer

ロマン・ポランスキー監督の作品は、全編通じての空気感とトーンが本当に素晴らしい。言葉やアクションなくとも、その作品の世界へといざなってくれる。

今回紹介した作品はどれも面白いので、興味のある人はぜひみてほしい。

 

 

 

チャイナタウン (字幕版)
 

 

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