「書く力」「マスコミの大問題」「おとなの教養」
今日は最近読んだ本を紹介しよう。
池上彰・竹内政明「書く力」
読売新聞「編集手帳」で有名な竹内政明氏と、池上彰氏による対談本。文章の面白さ、日本語の粋さを堪能できる一冊。
これを読んでから、新聞のコラムを読むと面白い。それにしても竹内政明氏は名文家ですなあ。
池上彰・森達也のこれだけは知っておきたいマスコミの大問題
少し前の本だが、昨今のマスコミに疑問を感じている人は、読んでみるといいかもしれない。「日本のマスコミはどうしてこうなった」がみえてくる。
ちなみに、池上彰氏はどの対談本でもそうだが、本音をまっすぐに出さず、事実を並べて話すスタイル。
その事実のチョイスから、考えが透けてみえるように感じられる部分もあるが、「言葉にはしていませんよ」というスタイルなので、好みが分かれるかもしれない。
おとなの教養
またまた池上彰氏の本である。ハマっているわけではなく、ちょっと何冊か読んでみようと思った次第である。
面白い1冊だが、基本的に「池上彰氏が知っている事実の羅列」なので、解釈は読む側にゆだねられている。
確かに分かりやすい。だが、事実を並べる方法はミスリードを招きやすくもあるので、気になる点があったら自分で調べてみるといいように思う。
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 新書
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