talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

素晴らしすぎる1冊「東京のたい焼き ほぼ百匹手帖」

今回は「東京のたい焼き ほぼ百匹手帖」を紹介しよう。

東京のたい焼き ほぼ百匹手帖 (立東舎)

たい焼きが食べたくて食べたくてたまらなくなる、素晴らしい1冊だ。

百匹ではおさまらないので「ほぼ百匹」

著者のイワイサトシ氏は、これまでに3000匹のたい焼きを食べてきたそうだ。「道行きもたい焼きの味です」といい、電車を乗り継ぎ、東京の街を歩いてたい焼き屋に向かう―。

そんな著者の「たい焼きへの思い」が凝縮されたかのような1冊だ。写真も文章もことごとく素晴らしい。ぜひ多くの人に読んでほしい1冊だ。

東京のたい焼き ほぼ百匹手帖 (立東舎)

東京のたい焼き ほぼ百匹手帖 (立東舎)

 

 

たい焼きには5回の食べごろがある

本書にはたい焼きの写真と解説のほかに、著者のコラムが乗っているのだが、これが抜群に面白い。

中でも「たい焼きには5回の食べごろがある」というコラムは最高に面白い。この本を手に取った人はぜひ読んで欲しい話である。

ちなみに、著者のイワイサトシ氏は、1軒のたい焼き屋で7匹ほど買うそうだ。

その場で焼きたてのうちに2匹を食べ、残った5匹は平日のうちに食べる。そして週末に再びたい焼き屋へ―というサイクルでたのしんでいるそうだ。

眺めているだけでもたのしい

あんこがはみだしているもの、羽根つきのもの、キレイに焼けているもの、ふんわり感あふれるもの―この本には様々なたい焼きが載っている。

どれも本当においしそうで、眺めているだけでもたのしい1冊だ。

それにしても、驚くほどにクオリティーが高い1冊である。これは良書ですぞ。

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