死がどこまでも追いかけてくる映画「ファイナル・デッドサーキット」
今日は、死がどこまでも追いかけてくる映画「ファイナル・デッドサーキット」を紹介しよう。
ファイナル・デッドサーキットは、「ファイナル・デスティネーション」シリーズの4作品目だ。
このシリーズは「死を逃れたつもりでも、運命はそれを逃さないぜ!」という映画である。
本来、事故で死ぬはずだった人たちが「助かった・・・」と思ったのも束の間、次々と死んでいく。死に至る過程が「まるで理科の実験のよう」ということで、デスゴラスイッチとも称される映画である。
運命のデスゴラスイッチVS人間
この映画の見どころは2つある。まずは何と言っても「死に方」だろう。このシリーズ、普通の死に方が一切ない。
水をこぼす→誰かがすべる→すべった衝撃で物が落ちる→落ちた物が転がっていく・・・といった感じで、ちょっとしたことがつながっていき、それが最終的に死につながる。
一部ファンの間では、この死につながるコンボを、ピタゴラスイッチになぞらえて「デスゴラスイッチ」と呼んでいる。悲惨ではあるが、ぜひ一度はみてほしい死に方である。
死の連鎖はどうしたら断ち切れるのか
事故で死ぬはずだった人たちは、本来死ぬはずだった順番で死んでいく。そのことに気づいた主人公たちは、その連鎖を断ち切る手段を探していくのだが、これが実に面白い。
シリーズ通じて、主要メンバーも一瞬で死んでしまうので、誰が生きのこるか先が読めないのもいい。非常に緊張感があり、面白い映画だ。
シリーズを順番にみるとよりたのしめる
このシリーズは単独でもたのしめるが、つながっている部分もあるのでぜひ順番にみていくといいと思う。
日本版では、ナンバリングがはっきりついていない&まぎらわしい名称の別モノもあるのでややこしいが、正式な順番は次のようになる。
ファイナル・デスティネーション、デッドコースター、ファイナル・デッドコースター、ファイナル・デッドサーキット、ファイナル・デッドブリッジの順番である。
興味のある人はぜひみてほしい。