talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

渡辺保裕「ドカコック」

今日は、ワタクシが好きなグルメ漫画を紹介しよう。

渡辺保裕「ドカコック」

ドカコック

まずはドカコックである。なんとも濃い表紙だが、中身もめちゃくちゃに濃い作品だ。

「旨いメシでドカ達の腹と心を満たし、必ず現場を成功に導く」と言われる男―それがドカコック。表紙で包丁を構えている男である。

ドカコック (ヤングキングコミックス)

この男、「名建築のカゲにはドカコック有りと謳われた伝説の流れドカ」で、現場の揉め事を料理で解決する。

調理に入るときもいちいちステキだ。

「力の源はメシ・・・その力飯・・・食べてもらおう、ドカコック!!!」といった口上に、「DOKACOOK」という擬音がでかでかと入る。

調理するときの音がランマーだったり、おたまの動きがスコップだったり、ごまをする時の回転がまるでオーガスクリューだったりと、ドカたちのエモーションを揺さぶりまくる調理シーンは必見だ。

料理ができたときはもちろん「竣工!」である。

荒くれ者たちができた料理を口にして、涙ながらに「ドカうま~!」と感激する様は最高だ。料理が本当においしそうなのもいい。

すさまじい勢いと、何気に抜群のストーリーが心をゆさぶるオススメの作品だ。

ドカコック

ドカコック

 

 

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