ウィルキー・コリンズ「白衣の女」とか、最近読んでいる本
今日はワタクシが最近読んでいる本を書いてみよう。
ウィルキー・コリンズ「白衣の女」
まずは、ウィルキー・コリンズの「白衣の女」だ。
はくいのおんなではなく、「びゃくえのおんな」と読む。ウィルキー・コリンズによる伝説的作品だ。ジャンルとしてはミステリになるだろうか。
もとは1859年に連載され、1960年に発売という非常に古い作品だが、全く古さを感じさせないどころか、抜群に面白い作品だ。
フレデリック・フォーサイス「アウトサイダー」
これもまた最高に面白い1冊だ。
「ジャッカルの日」で有名なフレデリック・フォーサイスの自伝である。
これも小説なんじゃないか?と思わせるぐらいに面白く、読み応えがある1冊だ。
江川卓 謎とき『カラマーゾフの兄弟』
ドストエフスキー作品の翻訳をいくつも手がけている江川卓先生の著作である。
ちなみに、江川卓先生は「えがわたく」と読む。元プロ野球選手の江川卓(えがわすぐる)とは読み方が違うので注意が必要だ。
謎とき『カラマーゾフの兄弟』は、カラマーゾフの兄弟の検証&研究本である。
冒頭で「カラマーゾフの兄弟」というタイトルの「の」について語っているのだが、
これがまた面白い。
―ライト兄弟のことを「ライトの兄弟」とは言わないよね。だったらカラマーゾフも、「カラマーゾフ兄弟」のほうが自然なんじゃないか。なぜ「の」が入るの?的なところからはじまっている。
文章も非常にやわらかく、すんなり読める1冊だ。
まとめ
今回はワタクシが最近読んでいる本を紹介してみた。ワタクシは1冊を集中して読むというよりも、複数の本を並行して読むことが多い。