こりゃすげえや!「スクール・オブ・ロック(2003)」
「スクール・オブ・ロック(2003)」を観た。こりゃあ素晴らしい。最高だ!
スクール・オブ・ロック
スクール・オブ・ロックというと、平日夜に放送しているラジオ番組を思い浮かべる人もいると思うが、こちらは2003年の外国映画だ。
ラジオのほうは「SCHOOL OF LOCK」だが、こちらはSchool of Rock、ロックンロールのRockである。
スクールオブロック School Of Rock 2003
主役は、売れないギタリスト・デューイ。
ロックへの思いは非常に熱いが、いつもから回りしている。バンドからも追い出され、家賃の支払いも大ピンチ。
そんな彼が出会ったのは、代用教員としてもぐりこんだ学校の子供たちだった―と、あらすじだけをみると、王道中の王道であるが、これがすさまじく面白いのだ。
これぞロックンロール!
この作品、コメディタッチではあるが、根底に流れるのはまさしくロックンロールの魂だ。
・・・なんてことを言うワタクシは、ロックにはちっとも詳しくはないのだが、この作品は思いっきり心を揺さぶられるのだ。
ロックの歴史を彩った名曲の数々がいたるところで登場する。それらの曲は、たとえ知識がなくても、誰が歌っているのか知らなくても、グッとくる。
ロックと出会うことで成長していく子供たちの姿、そして何よりも主役のデューイ自身が変わっていく姿、めちゃくちゃにしびれる作品である。
演奏はすべて本物!
スクール・オブ・ロックでは、様々なバンドが登場する。デューイや子供たちも演奏するのだが、全員が本当に演奏しているのだ。
これがまたすさまじいレベルなのだ。っていうか、マジ天才!としか思えない演奏をみせてくれる。
そんな彼らのステージでの演奏シーンは鳥肌モノである。そして泣ける。
笑えて、泣ける。本当に素晴らしい作品だ。
キャラでひかないで
大変におすすめの作品なのだが、主役のデューイ(ジャック・ブラック)は、かなり濃くて暑苦しいキャラだ。
好き嫌いがかなり分かれそうな役作りで、「うっ」と思う人もいるかもしれない。
だが、この作品はそこも1つの狙いのように思う。たとえ「キモッ」と思っても、ぜひ見続けてほしい。
話がすすんでいくうちに、このキャラでなければ成り立たなかった物語だということがきっと分かってくるはずだ。
コメディタッチなので、軽いスタンスで見られるのもいい。オススメの作品だ。
- アーティスト: サントラ,スティーヴィー・ニックス,ノー・ヴァカンシー,ザ・ダークネス,T-レックス,ラモーンズ,ワイルド・ラッツ,スクール・オブ・ロック,ザ・フー,ドアーズ,クリーム
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/04/07
- メディア: CD
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