好きな映画に出会えると気分がいい
週末にいい映画を見ることができてご機嫌のワタクシである。
ウイークエンド
前々から気になっていた映画だが、これは大当たりだった。・・・と言っても「ワタクシ的には」という注釈がつく映画だ。万人向けではないものの、好きな人にはたまらないというタイプの作品だ。
意味があるのかないのか
Weekend - Original French Trailer (Jean-Luc Godard, 1967)
まずこの映画、先に言っておくと、普通にみれば意味不明である。だが、起こること起こることが、いちいちインパクトがあって面白いのだ。
それでいて、深い解釈をしようと思えば、いろいろな考察ができるという作品だ。これがまたたのしいのだ。
パッケージや動画を見て分かるように、映像&カメラワークは大変に美しい。
この作品を見る機会があったら、ぜひ渋滞シーンに注目してほしい。これほどまでに心が震える渋滞シーンがあるだろうかというぐらいに、凄まじい。とにかく圧巻の出来だ。
オーケストラ・リハーサル
こちらも実に面白い映画だった。フェデリコ・フェリーニ監督の作品だ。
場面はオーケストラのリハーサル風景(休憩含む)のみという、大変ユニークな作品だ。
オーケストラというと、厳かなイメージを持つ人もいるかもしれないが、これがかなりぶっとんでいる。様々なキャラクターをみているだけでも面白い作品だ。
この映画も解釈の余地が十分にある作品だ。様々な人間模様が描かれているので、実社会の縮図とみると、また違った楽しみ方ができる。
72分ほどの作品だが、完成度の高い作品だ。
まとめ
好きな映画に出会えると大変に気分がいいものだ。今回紹介した作品はどちらも万人向けではないと思うが、素晴らしい作品だ。興味のある人はぜひ見てみてほしい。