talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

無料なのにみんなどこまで要求するんだろう・・・

スマホのアプリのレビューを見ていると、無料なのにみんなどこまで要求するんだろう・・・と思ってしまう。

いつだったかLINEミュージックでも話題になったが「無料」の感覚がどんどん変わってきているように思う。

無料のハードルが上がっている

なんというか「無料で当たり前」という時代なのだなあ。

そりゃあ無料なのはありがたいけれど、無料なのをサービスやおためしと思っていない層がずいぶんと多くなってしまったように思う。

時代といえば時代なのだろうけれど、かなり無理のあるモデルなのではないだろうか、「こんなこといつまでも続かないだろう」と思ってしまう。

誰が音楽をタダにした?

これからの文化を考える際に、絶対に読んでおいたほうがいい1冊をオススメしよう。

誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち (早川書房)

タイトルだけみるといまいちに見えるかもしれないが、中身は凄まじく骨太だ。

音楽に興味がない人でもぜひ読んでほしいと思う。「無料」「タダ」が何を起こすのか、文化がどうなっていくのかを考えるのに最適な1冊だ。

無料商法はよくないと思うの

人間の欲望は際限ないからなあ。これからは「無料でできて当たり前」という感覚の人たちがもっと増えてくるのだろう。

労働条件が厳しい会社に対しては「ブラック」とか言っておきながら、自分の要求も相当にブラックだということに気づいていないのは、ちょっと怖いなあと思う。

デジタルは様々なモノの価値を大きく変えてしまった。この先には何があるのだろうか。

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