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talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

この上なくシビアな世界を描いた映画「ボーダーライン」

ボーダーライン」を見た。これはすごい映画だ。

ボーダーライン(字幕版)

ボーダーライン

先に言っておくと、この映画は大変にシビアである。一部のシーンをのぞいてはひたすら静かな映画で、主人公であるケイトもまったく活躍しない。爽快感もない。

だが、この上ない「凄み」がある。このシビアさは生半可ではない。

主人公らしくない主人公


映画『ボーダーライン』予告編

物語は、麻薬組織撲滅の任務を受けたケイトを中心にすすんでいく。

この映画、ケイトを主人公として見ると、まったく主人公らしくない。まったく活躍しないどころか、後半はそっちのけで話がすすんでいく。

だが、これこそがこの作品のキモなのだ。正義が決して入り込めない世界、尋常でない世界をテーマにした映画なのだ。

麻薬カルテルものということもあり、万人におすすめできる内容ではないものの、映画好きであればぜひ垣間見てほしい世界である。

悪くない邦題

「ボーダーライン」の原題はSicarioだ。

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Sicarioとは何かは本編をみればその意味が分かるのだが、邦題の「ボーダーライン」は言い得て妙だ。作品の方向性にうまくハマっているタイトルだ。こちらのパッケージのほうが作品のイメージに近い印象だ。

プリズナーズ

「ボーダータウン」の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。傑作「プリズナーズ」の監督だ。


『プリズナーズ』予告編

プリズナーズもかなりシビアな映画だ。主役のヒュー・ジャックマンは、X-MENシリーズのウルヴァリン(ローガン)だ。X-MENシリーズとはまた違った演技をみせてくれる・・というか、どれだけ芸風が広いんだよ!という話である。非常にいい演技がみられる。

「ボーダーライン」よりは、こちらのほうがとっつきやすいと思うので、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品に興味がある人はまずこちらをオススメしたい。その魅力にとりつかれること間違いなしの傑作である。

プリズナーズ(字幕版)
 

 

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