talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

アニーといえば、It's a hard knock life

ANNIE/アニー」(2014)を見た。


映画『ANNIE/アニー』楽曲クリップ“Tomorrow” 2015年1月24日(土)公開


この作品単独でみれば、なかなか面白い仕上がりになっていると思う。ワタクシもかなりドキドキしたし、音楽はたのしかった。ただ、この作品の問題はリメイクだということだ。

1982年版「アニー」といえば

そう、「ANNIE/アニー」は、1982年版「アニー」のリメイクである。アニーといえば問答無用でこれであろう。Tomorrowもいいが、It's a hard knock lifeが最高だ。


"It's a hard knock life" ORIGINAL Annie 1982

1982年版はもう圧巻である。このシーンだけでお腹いっぱいになってしまうぐらい素晴らしい。2014年版のほうでもIt's a hard knock lifeのシーンがあるが、旧作のほうが圧倒的に出来がいい。

こういうのはおそらく技術だけではないのだろう。難しいことをしていたり、計算がよく行き届いているのは2014年版のほうだと思うが、旧作のほうがこれだけで「映画を見た」という気にさせられる。アニーの存在感も抜群である。

It's a hard knock life

アニーといえば「It's a hard knock life」というぐらいのインパクトで、映画だけでなく様々なステージをみるのも楽しい。


It's a hard knock life (Annie) - Dancing with the stars Finale

ワタクシは2014年版でいえば、映画内のシーンよりもこちらのほうが好きだ。なんというかアニーの場合、完璧すぎるよりは、未完成な部分を残しているほうが「らしい」気がする。その点、生のステージだとそういった雰囲気が出やすいように思う。

それにしても、2014年版のほうは服がみんなキレイすぎるんだよなあ。色もキレイでたのしいのだが、設定にちょっと合っていない気がした。

こんなIt's a hard knock lifeも

ユニークなところではこんな2人バージョンもある。


Dance Moms - Hard Knock Life - Audio Swap

「何このかわいい生き物」という感じである。これはこれで別世界を見せてくれていて
大変に素晴らしい。

キャメロン・ディアス

ワタクシは1982年版のほうが雰囲気がよく出ているように思うので好きだが、2014年版も十分に面白い作品だ。2014年版はなんといってもキャメロン・ディアスだろう。抜群にいい。これは前情報なしに見たほうが絶対にたのしめると思う。

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