talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

アイデンティティーとニューオーリンズ・トライアルと十二人の怒れる男

アイデンティティ」を見た。


Identity - Trailer

パッケージを見た感じでは「どうかなあ」と思ったが、これは抜群によかった。というか、かなりの傑作だ。

予告編を見た感じでは、パニックものっぽくも見えるが、ジャンルとしてはサスペンス・スリラーになるだろうか。非常に謎解きが面白くて、さらに深い。

正直、出だしはB級感があり「やばいかなあ」と思った。この予告編もそれっぽい予感をさせる。だが、これすらも謎かけではないかと思わせるぐらいに、見事に作りこまれた作品だ。

謎の散りばめかたが大変に秀逸で、それが解けていく様もすごい。正直、ワタクシは震えた。ジョン・キューザックが苦手でなければオススメの作品だ。

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ニューオーリンズ・トライアル

ジョン・キューザックといえば、この作品も好きだ。

なにやらかっこいいカタカナタイトルであるが、法廷モノである。洋画において法廷モノは1つのジャンルだ。日本の裁判とは形式が違うこともあるが、見ていて非常にエキサイティングだ。陪審員が大きなキーポイントになることもあって、人間模様や駆け引きが大変に面白い。


Runaway Jury Trailer [HQ]

ジョン・キューザックは、裏がありそうに見えるけどそうでないように見えて、いや、やっぱり裏がありそうにも見えるけど、でも・・・と思わせる不思議な俳優だ。

そうそう、陪審員モノといえば、洋画ファンならこの映画は絶対に見てほしい。

十二人の怒れる男

陪審員モノの屈指の傑作「十二人の怒れる男」だ。正直、ワタクシもパッケージを手に取ったときは「これはどうなんだろう」と思った映画だ。だが、これはやばすぎる。本当に面白すぎるのだ。

見終わった後「この題材でこれだけの時間を見せるとは・・・」と驚愕した覚えがある。この映画を作った人はまさしく天才だと思う。モノクロ映画なので敬遠する人もいるかもしれないが、本当にいい作品なのでぜひ見てほしい。

まとめ

今回紹介した映画はどれも本当によく作りこまれていて面白いものだ。十二人の怒れる男は、暑い日に見るにはちょっと熱量がありすぎるかもしれないが、映画というジャンルの奥深さも感じられる作品だ。

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