カニバル、肉、ネスト。なんだかいろいろとすごい映画たち。
ホラー映画を見ていると、たまに「こりゃ芸術だ・・・」という作品に当たることがある。今回はそんな作品を紹介しよう。
カニバル
人を殺してその肉を食べるという話だが、妙に芸術的で崇高な作品だ。映像も雰囲気もことごとく美しい。肉を食べるときもフランス料理のように品よく食べる紳士が主人公だ。
パッケージが非常に手に取りにくいデザインなので躊躇する人も多いだろうが、芸術だと思って手にしてみよう。
肉
これまたすごいタイトルだが「肉」だ。肉といっても「僕は友達が少ない」の肉ではない。これも人の肉を食べる人たちが主人公の話だ。
いい映画は、キャストが「まさにその世界の住人」というぐらいにハマッているものが多い。配役がいいというのは、ビッグネームだとか人気があるとかいうことではなく、その世界に本当にいるように見える、そこだとワタクシは思っている。
パッケージは小学生の自由工作みたいだが、映画の中身はいい。
ネスト
配役の妙といえば、この作品もすさまじい。この役はこの人しかできないというぐらいにくる映画だ。こりゃ芸術だ・・・と思った。本当にすごい。
○○○○を超える衝撃というひどい宣伝のせいで、正当な評価がされていないように思う作品だ。ぜひ前情報ゼロで見てほしい。スペイン発のサイコスリラーだ。お店によってはホラーに分類されていると思う。
予告編の動画を貼ろうと思ったが、あまりにもつくりがひどすぎるので、ぜひとも前情報ナシで見ることをオススメする。というか、これの日本版の予告編は、ミスリードを誘うどころか、映画を見る楽しみを根こそぎ奪う、ファンを舐めくさったつくりなので、予告編は絶対に見ない方がいい。
まとめ
どれも尖ったところがありまくりの映画だが、ワタクシがこの中で一番ぞわ~っときたのはネストだ。「アルバトロス」が出しているので非常に不安であったが、これは当たりの映画だった。
しかし、毎回書けば書くほど、なぜ海外のものをそのままコンバートしてこないのかと思ってしまいますな。予告編なんかでも海外版と日本版が見られるものがあったら、ぜひ両方見ることをオススメする。