モノを捨てるのが苦手だ。それと「おブラさまってなんだよ!」という話
本を捨てることに躊躇はなくなったが、ワタクシはモノを捨てるのが苦手だ。
モノが捨てられない。本の捨て方はつかんだが、モノは勝手が違う気がする。しかし、モノを減らさないことには部屋がキレイにならない。そこでワタクシは自分の知恵だけで勝負するのではなく、本を読んでみることにした。
おブラさまってなんだよ!
ワタクシは、話題のものとか流行り(だった)ものは思いきり遠慮しているのだが、今回はやむをえず「人生がときめく片づけの魔法」を読んでみた。
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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片付けの知恵を学ぼうというわけである。
・・・が、この本、残念ながら「おブラさまってなんだよ!」という印象しか残っていない。ブラジャーを捨てるときに、「おブラさまありがとう」と感謝しつつ言って捨てるということなのだが・・・どうにも爆笑してしまい、そういう本にしか見えなくなってしまった。
ふだん「ありがとう」って言えてるか?
ワタクシはこういう本を読むたびに思うのだが、「おブラさまありがとう」なんて言っている人のどれだけが、ふだんのくらしで「ありがとう」をちゃんと言えているのだろう。
まあ、どうでもいい話だ。
ワタシのウチには、なんにもない。
ゆるりまい本も読んでみた。
わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
- 作者: ゆるりまい
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: 単行本
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ふむ、どうもこうした本を読むと「捨て魔」になるのが近道なのかなという感じがする。
もちろんモノを捨てるための考え方やテクニックも書いてあるのだが、「捨てたい病」になるのが基本なのではないだろうか。おブラさまの本もそうだったが、「家族のものまで片付けたり捨てたりする(しないと気がすまない)」というくだりがある。
要は、捨てるのが好きになれば、捨てる方法を考えるのもたのしくなるし、捨て方を語るのもたのしくなる。それによって、さらに捨てることがおもしろくなる。発症とまではいかなくても、まずはこうならないとダメだな。