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talkingdoll

カメラとへんてこなものを愛するフリーランス。カメラ、映画、へんてこなどのネタをつぶやきます。

映画「エベレスト」から山岳モノに興味を持ってみる

 先日、エベレストを見た。エベレスト3Dとして公開されていた映画のDVD版だ。

 以前の記事でも書いたが、ワタクシは映画を選ぶときはできるだけ前情報を入れないようにしている。そのほうが先入観ナシにみられるし、世界に入り込めるからだ。

doll3.hateblo.jp

今回の「エベレスト」に関しても前情報ナシで選んだのだけれど、はじまってすぐに違和感が。この状況、この人物・・・知っている!

見ているうちに思い出した。以前読んだジョン・クラカワーの「空へ」だ。この本がベースになっているようだ。

空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 (ヤマケイ文庫)

空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 (ヤマケイ文庫)

 

「エベレスト」と「空へ」 どっちを先にするといい?

前情報を入れないと、こういうことがたまにある。だが、今回に限ってはワタクシ的には先に「空へ」を読んでおいて正解だったと思う。

なにせこの映画は、人物や状況がややこしい。人物がいくつかのグループ(隊)に分かれているわけだが、人物が多いこともあって誰がどこの隊なのかがわかりにくい。特に登山モノ、特に雪山の場合は、帽子やゴーグルで顔が隠れてしまうので余計に見分けがつきにくい。

「空へ」を読むと、そのあたりもわかりやすいのでワタクシ的には読んでおいてよかった。

ジョン・クラカワーといえば、この本もオススメだ。

荒野へ (集英社文庫)

荒野へ (集英社文庫)

 

山岳モノについて

ワタクシは登山はしないが、山岳モノの本や映画は好きだ。山岳モノに興味を持った本はこれだ。

トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか (ヤマケイ文庫)

トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか (ヤマケイ文庫)

 

羽根田治氏によるトムラウシ山遭難のドキュメントだ。この本は本当にすごい。衝撃だらけだ。羽根田治氏の本はものすごい臨場感があるので、心にズシンとくる。

羽根田治氏の本は、普通の人がちょっとした判断の誤りから遭難事故を起こしてしまった系の本が多い。登山をする人でなくても読みやすく、教えられることの多い本だと思う。オススメだ。

ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

 

 

沢木耕太郎

山岳モノに興味を持った人にぜひ読んで欲しいのが、沢木耕太郎「凍」だ。

凍 (新潮文庫)

凍 (新潮文庫)

 

山岳小説の超名作だ。登山のことをまったく知らなくてもグイグイとひきこまれる。心が震えること間違いなしの作品だ。沢木耕太郎氏の本はすさまじい臨場感がある。息遣いが伝わる描写とはこのことを言うのだろう。本当にすごい。

「凍」を読んだ後にぜひ読んでほしいのが「山野井泰史」氏の本だ。山野井泰史とは、そう、「凍」の主人公氏である。

垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)

垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)

 

 登山家の本は教えられることが多い。自分の限界に挑戦していく姿や思いは、心に響くところが多いと思う。この本は文体もやわらかく読みやすい。登山に興味がない人にも刺激になる部分、勉強になる部分は多い1冊だと思う。

今回は、エベレストからワタクシが見たり読んだりした山岳モノについて書いてみた。どれもいい作品ばかりだと思うので、興味がある人はぜひ読んでみてほしい。

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